2015.5.2(土) 初のソウル公演


この日は、ポール・マッカートニーにとって初めてで、今回のツアーでただ1回だけの開催となる韓国公演です。

ポールサイドは、以前から韓国公演を実現させたいと考えていたようで、2013年3月に、イギリスの女優リリー・コールがポールに対して「韓国に来て」という写真を送ったのがきっかけの1つのようです。
(現在、以下のリンク記事は削除されています)

http://www.paulmccartney.com/news-blogs/news/27457-a-photo-from-lily-cole

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この日のコンサートに備えて、前日の5月1日に来日したポール・マッカートニーとバンド一行は、1日の晩にコンサート会場の蚕室総合運動場(Jamsil Sports Complex Main Stadium)に入り、リハーサルを行っていたようです。

当日のスケジュールは、午後2時から3時までVIPパッケージ購入者の受付、午後5時開場、午後8時にコンサート開始でした。

VIPパッケージ(Hot Sound Ticket)に配布された案内(PDF

ポール一行が宿泊していた江南地区にあるリッツ・カールトン・ソウルは、特に出待ちのファンは多くはなく、数人の韓国人ファンがホテルの外側で、数人の日本人ファンが1階ロビー等で待機していたようですが、日本のように、多くのファンに玄関前で見送りを受けるといったような特に目立った動きはなく、ポール自身は、ホテルの裏口から出入りしていたようです。

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会場の蚕室総合運動場周辺では、韓国ビートルズファンクラブが歓迎の横断幕を貼っていました。地下鉄駅からメインスタジアムに向かうまでの道には、緑色のツアートラックが停まっていたり、旗が掲げられていたりしました。

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この日、ソウル公演限定のグッズが販売されていました。Tシャツは35000ウォンで、日本公演と共通のもの、韓国の国旗、太極旗をあしらったものがありました。パーカーは75000ウォンです。
日本とは異なり、昼過ぎのグッズ売り場に並ぶ人はほとんどいませんでした。

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韓国のチケットは、VIPチケット以外でも、クラウドサージ含めてWill Call(窓口受け取り)となっていたものが多く、チケット販売元別に、名前順に受付カウンターが並んでいました。チケット引き渡し作業を迅速に進める工夫が見られましたが、ただ、スタッフが慣れていないようでした。

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VIPパッケージチケット参加者は、受付を済ませたあと、会場の横の列に少し待たされたあと、10人ほどがまとまって会場内に案内されました。会場に入るときに、おみやげ(かばんとパンフレット、日本のVIPチケットと同じです)とリストバンドを渡されます。

会場内の200人くらい収容できるスペースで、テーブルと椅子が用意されており、そこでサウンドチェックまで待つ形となります。カウンターにはドリンクが置いてあり、水、オレンジジュースなどのソフトドリンク、ビール、シャンパーンなどのアルコールが飲み放題でした。

合計200人ほどのファンが、この会場で待っているようでしたが、日本人や欧米人もかなり多くいました。日本人は6割ほどの模様。

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ポールの会場への到着が予定より遅れているようで、午後4時過ぎになって、スタッフから、ポールの到着が遅れているが、そのまま待つようにというアナウンスがありましたが、韓国語のみならず、英語、日本語でも説明がありました。(韓国語での説明で終わろうとするスタッフに対して、「English!」と大声で叫ぶ日本人の方もいました・・・)

4時半頃になって、ようやく会場内への案内が始まりました。スタッフから、場所は十分にあるので走って行かないようにという注意もありました。

会場内には、日本でもお馴染みとなった元SLO VIP Serviceのシェリーさん他、スタッフが待ち構えていました。シェリーさんの説明(スタッフによる韓国語訳付き)のあと、シェリーさんから参加者1人1人に、ピックが配られました。

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ポールが到着する前、ウィックスかPAの誰かが、Temporary Secretaryのイントロの一部のフレーズを流し、ドラムのエイブが、懸命にその曲のドラミングの練習を1人で行っていました。待っている観客の中に「Temporary Secretary」と叫ぶ人も!

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5時過ぎにようやくポールが到着。ポールがしゃべるのに合わせて、横のスクリーンに韓国語訳がハングル文字で表示されます。

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サウンドチェックの演奏曲目は以下のとおり。

1. Matchbox
2. Honey Don’t
3. Letting Go
4. Got To Get You Into My Life
5. C Moon
6. Let ‘Em In
7. San Francisco Bay Blues
8. Hope of Deliverance
9. Midnight Special
10. Ram On
11. Bluebird
12. Lady Madonna (short version)

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Letting Goは「ファンからのリクエストに応えて!」ということで演奏し始めました。観客の中にリクエストのボードを掲げていた人がいたようです。
Got To Get You Into My Lifeの前、ポールは時間を取って、各バンドメンバーと何か相談しているようでした。
San Francisco Bay Bluesは、いつものごとく、サンフランシスコ出身のスタッフ、シェリーさんに捧げると言って演奏を始めました。
その次、ポールはファンが掲げるボードを指して「リクエストがあるんだけど、一緒に歌える? 歌詞覚えている? ステージにおいで! 緊張するなよ。時間ないから急いで!」と言って、ファンをステージに呼びました。呼ばれたのは、フランス出身のファン、ブルースさん。幸運にも、ステージ上でポールとマイクを分けあって、Hope Of Dliveranceを歌うことができました。

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一方、この日、ヒュンダイ(現代)カードでチケットを購入し当選した10名のファンが、ポールと直接会えるミート&グリートの企画がありましたが、その当選者は、会場の左端に待っていて、Hope Of Deliveranceの演奏途中に、会場内の部屋に案内されていったようです。

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サウンドチェックは5時40分頃に終了。会場予定時間を40分ほど経過していました。

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サウンドチェック参加者は、このまま、先ほどの待合室に案内されました。そこには、ベジタリアンフードがバイキング形式で用意されていていました。7時半まで、待合室で待機することが可能でした。

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VIPチケットホルダーの会場外には、スタッフ用パスの説明もありました。シェリーさんが持っている「AAA」のスタッフパスは、どこにでも出入り自由のようです。
この待合室の横に、韓国の著名人が待つ部屋があったようです。


○コンサート本編

コンサート会場へは、色別に分かれたブロックに、ブロックの色のTシャツを来たスタッフが案内するというシステムが取られていました。また、会場内の舗装にも、ブロックへの案内を示す色の線がひいてあったりと、案内を迅速化させようとする主催者の工夫が見られました。

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コンサート開始直前、ソウル市長やHYUNDAI社長が来ていたようで、観客が一斉に立って、VIPゲストを見ようとしていました。

開演時間となった8時を過ぎてもポールは現れず、登場前の音楽は、ポール登場前の「Temporary Secretary」になかなか流れず、他のアーティストのカバーが長く流れていたりしあmした。

8時半前になって、ようやくポールが登場。会場はすっかり暗くなっていました。
この日のセットリストは以下のとおり。赤字が、日本公演の標準セットリストより入れ替わった曲です。

1. Eight Days A Week
2. Save Us
3. Can’t Buy Me Love
4. Jet
5. Let Me Roll It/Foxy Lady Coda
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. Nineteen Hundred And Eighty-Five
9. The Long And Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen A Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. Hope For The Future
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. New
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
21. All Together Now
22. Lovely Rita
23. Eleanor Rigby
24. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude Video 2

Encore 1
32. Hey Jude (reprise)
33. Day Tripper
34. Hi Hi Hi
35. I Saw Her Standing There

Encore 2
36. Yesterday
37. Helter Skelter
38. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End


この日のコンサートの特徴です。

・他国と同じように、この日ポールは、随所で韓国語によりMCを行いました。ただし現地韓国人の方によると、あまり発音はよくなかったようです。韓国語を使うタイミングは、日本とほぼ同じ。「アニョハセヨ」などと言っていました。

・ステージ両端のスクリーンに、ポールのMCの韓国語訳が表示されました。これは日本と同じシステムです。

・韓国の観客は全体的に若く、20代のファンが多かった模様。その影響もあって、アリーナ前列では座って見る観客はほとんどおらず、ポールと一緒に歌ったり、リズムに合わせて飛び跳ねたりする観客もおり、「コスタリカの観客の盛り上がりにも匹敵する」と報道されました。

・韓国ビートルズファンクラブによるサプライズイベントが2つ用意されました。
1つ目は、各席に配られたボード。表がハートの絵、裏が「NA」という文字(英語と韓国語あり)で、表は「The Long And Winding Road」の時に、裏は「Hey Jude」の時に掲げるように、ボートの下に解説が書かれていました。「The Long And Winding Road」で、会場中のハートマークを見たポールは、明らかに涙ぐんでいました。
2つ目は、Let It Beの時に、スマートフォンのライトを照らす演出を施す案内。会場中がきれいな光に包まれました。

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・屋外会場ということもあって、Let Me Roll Itあたりで雨が降ってきました。しかし、入場時に全員にレインコートが配られており、大きな混乱はありませんでした。

・1回目のアンコール、Day Tripperを演奏する前、観客からの「Hey Jude」のコーラスが鳴り止まず、ポールはベースを弾きながら「Hey Jude」のコーラス(リフレイン)を1節だけ演奏するという珍しい場面がありました。

・それ以外のポールのステージアクトは、日本公演とほぼ同じ。

・韓国の報道によると、約4万5千人の観客が来場したようです。

↓現地韓国の方によるコンサート・レポートです。WEBブラウザーの翻訳機能などを用いれば、ある程度意味は分かります。
http://blog.naver.com/ryuyh9/220348406743

コンサートは夜10時過ぎに終了しました。ポールは終了後すぐに会場をあとにし、そのまま、宿泊しているリッツ・カールトンホテルで打ち上げを行っていたようです。。

そして、翌5月3日早朝の4時頃に、ホテルを発って、空港経由で帰国したようです。
バンドメンバーやスタッフは、昼12時前にホテルを出発したようです。

ポール・マッカートニーのアジアツアーは、コンサート終了後、すぐに帰国したように、あっけなく終了したようです。


【写真】

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Here is the article I posted to Macca Report.

May 2, 2015 – Macca Report News EXCLUSIVE!!!
Thanks to Jash McCartney – News (Japan, Macca Reporter)


PHOTO: Jash for The Macca Report

Wix, Bruce (fan) and Paul PHOTO: Jash for The Macca Report


Paul Gets ‘Out There’ in Seoul

May 2, 2015 – Jamsil Olympic Stadium – Seoul, South Korea

SOUND CHECK

1. Matchbox
2. Honey Don’t
3. Letting Go
4. Got To Get You Into My Life
5. C Moon
6. Let ‘Em In
7. San Francisco Bay Blues
8. Hope of Deliverance (fan brought on stage)
9. Midnight Special
10. Ram On
11. Bluebird
12. Lady Madonna

Before “Hope Of Deliverance,” a French fan named Bruce was called on stage by Paul and sang the song with Paul.

CONCERT SETLIST

1. Eight Days A Week
2. Save Us
3. Can’t Buy Me Love
4. Jet
5. Let Me Roll It/Foxy Lady Coda
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. Nineteen Hundred And Eighty-Five
9. The Long And Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen A Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. Hope For The Future
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. New
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
21. All Together Now
22. Lovely Rita
23. Eleanor Rigby
24. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude Video 2

Encore 1
32. Hey Jude (reprise) Video 2
33. Day Tripper
34. Hi Hi Hi
35. I Saw Her Standing There

Encore 2
36. Yesterday
37. Helter Skelter
38. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End


PHOTO: Jash for The Macca Report

PHOTO: Jash for The Macca Report

PHOTO: Jash for The Macca Report

CONCERT NOTES

After Paul came back for the first encore, the crowd started singing “Hey Jude”. Paul played his bass and sang with the crowd.

Paul was staying at the Ritz Carlton in Seoul and left South Korea the day after the concert.


【WEBニュース】

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(c)Jash http://pmccartney.com