2017.4.30 東京ドーム公演3日目、日本公演最終日

この日はポール・マッカートニー2017年日本公演の最終日、日本ツアーとしては4日目、東京ドーム公演としては3日目となります。

この日も当日券及びが発売されることが、ツアー公式サイト及びツイッターなどで発表されました。参加券はドームスタンド席でステージから真横の席ですが、前日と同じ価格6000円で15:30から販売されました。前日は当日券待ちの列は数十人でしたが、この日は100人以上に膨れ上がっていたように思います。

東京ドームでのツアーグッズ販売は11:00からで、開始前に100人を越す人が並んでいるようでした。開始後、ボマージャケット、バンダナ等が売り切れていたようです。昼くらいになるとグッズは並ばずに購入できたようです。

ポール一行が宿泊しているホテル(ザ・ペニンシュラ東京)には、ポールの出発の姿を見ようと、昼頃からたくさんのファンが出待ちしているようでした。

前日と同じように、ポールが直接抽選した座席にツアー・グッズが配られるというイベントが開催されました。何がプレゼントされたかは不明です。(情報お持ちの方はお知らせください)

VIPパッケージチケット(サウンドチェック参加者)の受付は予定より少し遅れ、13:40頃に始まりました。一番先頭に並んでいた方は朝5:00から並んでいたようです。

バンドメンバーは既に昼頃にホテルを出発し、東京ドームへ向かった模様。
ポール自身は15:32頃にホテルを出発、多くの出待ちファンに挨拶をし、東京ドームに到着したのは16:00頃となりました。



サウンドチェックが始まったのは16:05頃。

サウンドチェックのセットリスト

<Les Paul Painted Electric Guitar>
1. Jam
2. Honey Hush
<Hofner Bass>
3. One After 909
4. All My Loving
<Yamaha Piano>
5. Let ‘Em In
6. Miss Ann
<Martin D28 Acoustic Guitar>
7. On My Way To Work
8. San Francisco Bay Blues
<Ukulele>
9. Ram On
<Epihpone Texan Acoustic Guitar>
10. Midnight Special
<Magic Piano>
11. Massage Jam
12. Lady Madonna

 

主なサウンドチェックの様子は以下のとおり。

  • バンドメンバーのステージへの登場が、いつもに比べ遅かったです。ブライアン(ギター)、エイブ(ドラム)は早めにステージに上がっていましたが、ラスティ(ギター)とウィックス(キーボード)はポールが現れる直前にステージに上がりました。
  • ポールはステージ左側(下手)から一度登場し、なぜかステージから引っ込んだあと、再びステージ右側(上手)から登場。サウンドチェック開始が遅れたのは交通渋滞が原因?(それはジョークだよという発言もあり)
  • サウンドチェックの1曲目は前日と同じJam Sessionから。前日と違うリズムの曲であることから、本当に即興で演奏しているように思います。この曲でポールはリードギターを披露。
  • Honey Hushの第一声「Come in this house, stop all that yackety yack~」部分は、ポールのボーカルがフラット気味でしたが、サビの「hi-yo, hi-yo silver~」部分はよく声が出ていました。
  • One After 909はサウンドチェック参加者からのリクエストに答えたもの。
  • Miss Annは27日サウンドチェックでも披露されたもので、キーCで演奏されていました。間奏部分ではポールもピアノソロを披露。しかしながらほとんどがコードの連打に終始していました。
  • San Francisco Bay Bluesはサウンドチェックでは必ずといっていいほど演奏されている曲。今回もサンフランシスコ出身のシェリーさんに捧げるとポールが言ったあとに演奏。サウンドチェック案内役のシェリーさんは、サウンドチェック参加者に順番にハイタッチをしていくというのも、毎回の風物詩です。
  • ポールがウクレレを抱えた瞬間に、サウンドチェック参加者から「Ram On!」という掛け声が飛び交いました。それでポールのその曲を演奏。
  • Midnight Specialは、キーを1音下げたEphiphone Texanで演奏。ポールはDを押さえながらCのキーで歌って演奏していました。いつものサウンドチェックでは、「If you ever go to ***」の「***」の部分を公演地に変えて歌うのですが、この日はオリジナル通り「Houston」と歌っていました。
  • サウンドチェック終了後も、ポールはしばらくステージに残ってバンドメンバーや他のサウンドエンジニアと打ち合わせを行っていました。サウンドチェックは16:55頃終了。

 


サウンドチェックが押した影響で、当初17:00だった開場時間も押しました。
開場時間が遅れたせいか、会場外は前日にも増して人が多く押し寄せ、混雑していました。

この日も東京ドーム内は満席。事前までチケットが完売していなかった(主催者発表では完売となっていましたが、実際にはチケットぴあなどのWEBサイトで購入できました)のが嘘のようです。

18:55頃に本番ショーが開始。
開始前には、ステージ両側のスクリーンに円筒形を模った映像が流れ、会場内もビートルズやポール・マッカートニーの曲のリミックスバージョンが流れます。Mrs.Vandebilt、A Day In The Life、The Endが流れたあとにスクリーンにポールのトレードマークのヘフナーが登場し、ポール本人が登場!

本番ショーのセットリスト

<Hofner Bass>
1. A Hard Day’s Night [The Beatles, “A Hard Day’s Night“Album, 1964]
2. Junior’s Farm [Solo, Single, 1974]
3. Can’t Buy Me Love [The Beatles, “A Hard Day’s Night“Album, 1964]
4. Jet [Wings, “Band On The Run” Album, 1973]
5. Temporary Secretary [Solo, “McCartney II“Album, 1980]
<Gibson Les Paul Electric Painted Guitar>
6. Let Me Roll It [Wings, “Band On The Run” Album, 1973]
7. I’ve Got A Feeling [The Beatles, “Let It Be“Album, 1970]
<Yamaha Piano>
8. My Valentine [Solo, “Kisses On The Bottom”Album, 2012]
9. Nineteen Hundred And Eighty Five [Wings, “Band On The Run” Album, 1973]
10. Maybe I’m Amazed  [Solo, “McCartney”Album, 1970]
<Martin D28 Acoustic Guitar>

11. We Can Work It Out [The Beatles, Single, 1965]
12. In Spite Of All The Danger [The Quarrymen, Single Test Press, 1958]
13. You Won’t See Me [The Beatles, “Rubber Soul”Album, 1965] 
14. Love Me Do [The Beatles, Single, 1962]
15. And I Love Her [The Beatles, “A Hard Day’s Night“Album, 1964]
16. Blackbird [The Beatles, “The Beatles (White Album)” Album, 1968]
17. Here Today  [Solo, “Tug Of War”Album, 1982]
<Magic Uplight Piano>
18. Queenie Eye  [Solo, “New”Album, 2013]
19.  New [Solo, “New” Album, 2013]
20. The Fool On The Hill [The Beatles, “Magical Mystery Tour “Album, 1967]
21. Lady Madonna [The Beatles, Single, 1968]
<Martin D28 Acoustic Guitar>
22. FourFiveSeconds [Collaboration with Rihanna and Kanye West, Single, 2015]
23. Eleanor Rigby [The Beatles, “Revolver”Album, 1966]
<Hofner Bass>
24. I Wanna Be Your Man  [The Beatles, “With The Beatles” Album, 1963]
25. Being For The Benefit Of Mr. Kite  [The Beatles, “Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band” Album, 1967]
<Ukulele and Martin D28 Acoustic Guitar>
26. Something [The Beatles, “Abbey Road”Album, 1969]
27. Ob-La-Di, Ob-La-Da [The Beatles, “The Beatles (White Album)” Album, 1968]
28. Band On The Run  [Wings, “Band On The Run” Album, 1973]
29. Back In The USSR  [The Beatles, “The Beatles (White Album)” Album, 1968]
<Yamaha Piano>
30. Let It Be [The Beatles, “Let It Be“Album, 1970]
31. Live And Let Die [Wings, Single, 1973]
<Magic Uplight Piano>
32. Hey Jude [The Beatles, Single, 1968]

(Encore)
<Epiphone Texan Acoustic Guitar>
33. Yesterday [The Beatles, “Help!”Album, 1965]
<Hofner Bass>
34. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band [Reprise]  [The Beatles, “Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band” Album, 1967]
35. Get Back  [The Beatles, “Let It Be“Album, 1970]
36. Hi Hi Hi [Wings, Single, 1972]
<Yamaha Piano>
37. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End  [The Beatles, “Abbey Road” Album, 1969]

赤字が、前回(2017年4月29日)で演奏されなかった曲。
< >内はポールの演奏楽器、[ ]内は収録アルバム

 


この日のコンサートの特徴です。

  • ポールの声の調子は大変良く、Jetの高音部のシャウト、Nineteen Hundred And Eighty Fiveの終盤のC音のシャウトなどが決まっていました。しかしながら終盤は少し息切れしているようで、アンコールのYesterdayでは、王音を裏声で歌うなど、音程を重視した歌い方をしていました。
  • 前日のセットリストからの変更点は、「Save Us」→「Junior’s Farm」、「I’ve Just Seen A Face」→「We Can Work It Out」、「I Saw Her Standing There」→「Get Back」の3曲。
  • 「コンカイ モ ニホンゴ ガンバリマス」と日本語でしゃべったポール。この日初めて「ゴールデン ウィーク ダ!」という日本語MCが飛び出しました。「ボクハ ポール・マッカートニー デス」「イッショニ ウタオウ ヨ」、アンコール時の「モットキキタイ?」といった日本語は健在でした。
  • 最終日ということもあって、観客の盛り上がりがすごく、ポールもしきりに観客に反応し、上機嫌に見えました。
  • 主催者キョードー東京によるサプライズが用意されました。約5万席の観客の椅子全てに、青色に発色するサイリウムが配布され、「Hey Jude」のコーラスのときにサイリウムを照らすというサプライズです。これにはポールも感動した模様でした。
  • アンコールYesterday のときに、アリーナ中央最前列A10ブロックの1列目に座っていた観客が、主催者スタッフに声をかけられたようで、そのままステージ横に案内されました。案内されたファンは合計6人。
  • Get Backの出だし、(おそらく)ギターのブライアンがHi Hi Hiと勘違いして最初のフレーズを弾いてしまいましたが、そのまま何事もなかったかのようにGet Backを演奏。終盤のブレークの部分で「Do you wanna get back?」とポールが言って観客を煽るのはいつものパターン。
  • Get Backが終わり、Hi Hi Hiをそのまま演奏しようとするポールに対して、バンドメンバーがポールに目で合図を送りましたが、ポールは何が起こったかわからない模様。改めてポールがバンドメンバーに確認し、ファンをステージに上げるコーナーだとそこで認識したようで「We have some visitors.」というMCで、ファン6人がステージに登場。ここからのポールと、ステージに上がったファンとのやり取りが面白かったです。まず最初のファンに「What’s your name and where are you from?」とポールが尋ね、「スズキマユ」と答えるも、ポール自身はそれが彼女の名前だとは思わなかったようで、「What’s your name? Do you speak English?」と再度質問。スズキマユさんは「Do you speak English?」の答えとして「No!」と発言。会場内が爆笑で包まれました。そこで困ったポール、「Translator!」といったところ、今回の日本公演を主催しているキョードー東京インターナショナル代表の 田村有宏貴氏がステージに登場。特に通訳をすることもなく、次のファンの質問に移りました。
  • 合計6人のファンがステージ上に招待されましたが、結局ステージに残ったのは最初のファン2人を除く4人。Hi Hi Hi演奏中に後ろで踊っていました。
  • Hi Hi Hi終了後、しばらくヘフナーベースを抱えていたポールは、次がラスト曲だということに気が付き、慌ててピアノへ移動。ポールが「モウソロソロ」と日本語で発言した途端、前日と同じように観客から「No!」の嵐。


 

ポール・マッカートニーはコンサート終了後、一旦都内の宿泊していたホテル(ザ・ペニンシュラ東京)に戻り、深夜24:35頃にホテルを出発し、羽田へ向かったようです。そこからプライベート・チャーター機FA7Xに搭乗し、イギリス南部の空港に到着したようです。