ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

ザ・ビートルズ アナログLP盤レコードへのコメント

ザ・ビートルズ アナログLP盤レコードへのコメント


このエントリーをはてなブックマークに追加

ザ・ビートルズ アナログLP盤レコードへの著名人によるコメントが、EMIミュージック・ジャパンのサイトに掲載されている。

デジタル時代だからこそ180gアナログ盤LP、新鮮です、Heavyです。
─ 亀渕昭信

さすがに音の輪郭がくっきりしています。「ラバー・ソウル」のハーモニー・ヴォー カルにはほれぼれします。
─ ピーター・バラカン

最新LPレコードの最大の魅力は、メンバーやプロデューサーが制作当時に意図した曲 順や構成が追体験できる事だろう。音質的にも決してノスタルジックではないアナロ グ盤ならではの空気感が維持され、それと共にビートルズの音楽が鮮烈に蘇ってくる。 また、CDより奥行き感がしっかりと再現されるのも魅力だろう。音楽の一体感が不思 議とCDより強く感じられるのだ。
─ BeatSound 武田昭彦
21世紀に最高の音質で蘇ったザ・ビートルズLPレコード

21世紀のいま、ビートルズの音楽をLPで追体験するメリットは数えきれないほどある。一番大きなメリットは携帯音楽プレーヤーのイヤホンではなく、スピーカーを通して音楽に向き合えること。メンバーやジョージ・マーティン、ジェフ・エメリックらの意図した音像が、当時の空気感そのままに伝わってくることが何より大きい。CDでも同じ感覚は楽しめるものの、A面とB面に念入りに振り分けられた曲順やアルバム全体の構成を感じとるには、アナログ盤を引っ繰り返すプロセス(=時間的余裕)がどうしても必要になってくる。

今回の復刻LPで見逃がせないのは、180グラムの重量盤でプレスされていることである。重量盤LPは従来のアナログ盤より厚みがあるので、長期間保管してもディスクが反ってしまう心配が少ない。ディスクの平面性はカートリッジの針が音溝(グルーヴ)を正確にトレースするのに極めて重要なポイントだ。アナログ盤はカートリッジの針先が音溝を正しく読み取れないと、音が飛んだり、歪んだりする。たとえて言うなら、アナログ盤は道路で、針先はクルマのタイヤに相当する。180グラムの重量盤LPは、いわば最新技術の駆使された高速道路のようなものだ。デコボコに舗装された道路より、平面性の保たれた道を進む方がどれだけ快適で、クルマに負担が少ないか想像がつくだろう。

今回の復刻LPに採用されたマスターは、2009年に世界中を沸かせたCDマスターが活用されている。その時、プロモーションのために来日したアビイ・ロードのエンジニアが発言していたコメントで、一番印象的だったのは他でもなく「2009年マスターは、携帯音楽プレーヤーで聴くことは想定せず、スピーカーの聴取環境を通してビートルズの音楽を後世に引き継ぐことを考慮しながらリマスタリングを施した」というものだ。そのCDマスターが、ビートルズ・デビュー50周年という2012年のこの節目にLPシリーズできちんと復刻されたことは、彼らの記念すべき年に発売されたということ以上に音楽との接し方や楽しみ方をわれわれにいま一度投げかけているような気がしてならない。

ラッカー盤のカッティングも外部スタジオではなく、ビートルズの生まれ故郷とも言えるアビイ・ロードのスタジオでしっかりと行なわれていることもとても意義深い。50年間に発売されてきた彼らのアナログ盤は数多くあるが、2012年版の最新LPはその長い歴史に新たなページを刻んだ。

(BeatSound 武田昭彦)

(c)EMIミュージック・ジャパン http://www.emimusic.jp/beatles/special/2012_analog2.htm

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA