故ジョージ・ハリソンが長らく暮らしていた英国オックスフォード州ヘンリー・オン・テムズの自宅近くに彼の銅像を建立しようとするキャンペーンが立ち上がったが、ハリソンの未亡人の希望により中止された。
このキャンペーンは2012年夏、地元に住むジェイムス・ランバート氏が開始し、これまでに街の人口の20%近くにあたる2,000人の署名が集まった。しかしながら、オリビア夫人にこの計画を伝えたところ、銅像を建てるのではなくハリソンの名を冠したコミュニティー・プロジェクトを始めて欲しいとの返事があったという。
ランバート氏は『Mirror』紙に「残念ではあるが、オリビアの個人的感情を考慮せざるえない。銅像は世界的な意味での敬意の表れというより、彼がこの街にしてくれたことへの感謝の意があった」と話している。また、BBCには「銅像は様々なタイプのファン、好ましからざる人々が街を訪れるという問題を引き起こす可能性もあった」と、まだこの地に住むオリビア夫人の意見を尊重した理由を明かしている。
オリビア夫人はこの後、コミュニティー・プロジェクトの具体案について発表する予定だという。
(c)Ako Suzuki, London
(c)Barks http://www.barks.jp/news/?id=1000086500
滝澤伸崇 liked this on Facebook.