ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

ビートルズ50周年 リンゴ・スターとオノ・ヨーコ語る

ビートルズ50周年 リンゴ・スターとオノ・ヨーコ語る


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ビートルズがデビューして50年。彼らの音楽は愛され続け、解散の真相はいまだに話題になる。72歳の今もドラマーとして世界を駆け巡るリンゴ・スターに、来日を前に単独インタビュー。近くライブを開く故ジョン・レノンの妻で芸術家のオノ・ヨーコにも話を聞いた。

■リンゴ「新たな世代も聞きたがっている」

【藤えりか】「僕らは世界を音楽的に制覇した4人の若者だった。新たな世代もまたビートルズを聴きたがっている。だから僕らは活動し続けている。僕らが続けてきた音楽を非常に誇りに思っているよ」。リンゴは話す。

ポール・マッカートニーは11月放送のテレビインタビューで、1970年の解散以来、ファンの間でささやかれていたオノとの不仲説について「彼女はビートルズ解散の原因ではなかった」と語った。

これについてリンゴは「そんなことは40年前にわかっていた。どうしてこんなに長くたって彼がそんなことを言うのかわからない」と言う。

ではなぜ解散に至った? 「僕らは成長して違うことを求めた。僕は家族ができてスタジオにそんなに長くいたくなかったし、ジョンとポールは共作しなくなった。最後のアルバムを聴いたら、僕らが歌を歌いきっていないことがわかるよ! 終わりは自然なことだった」

ジョンとジョージ・ハリソンが生きていたら、再結成したいと思う? 「いつも思っている。僕らは今の技術でもって演奏できただろうし、そうならよかっただろう。でもこの2人なしではできない。ポールと僕ではビートルズとして出られない」

リンゴは20年余り、大物を集めたオールスターバンドを結成しては世界で公演を繰り返してきた。来年2~3月には来日。東京と名古屋、大阪を回る。「世界にはいいプレーヤーがたくさんいる。1~2年おきにバンドを結成・解散するやり方は、たくさんの人を知ることもできて、うまくいっていると感じる」

長男もドラマー。「僕の音楽の多くを彼に引き継ぎ、今度は彼がその娘に引き継いだ」。孫娘はベーシストとしてバンドを組み、昨夏、日本でデビュー公演した。「僕らの家には、常に音楽がある」

■ヨーコ「ジョンの魂、今でも生きています」

【神庭亮介】「ビートルズは50年たっても多くの人に愛されている、命の長いバンド。エモーショナルな(心に訴える)音楽で、温かみがあるからじゃないですか」。こう語るオノがビートルズの中で最も好きなのは「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」。「世界中で戦争や暴力が繰り返されている今、この歌に込められたラブ&ピースのメッセージが非常に大事になってきている」と話す。

「オノが解散原因でない」とするポールの発言については「反オノ・ヨーコの人がたくさんいる中で随分言いにくかったでしょうけれど、ああいう風に言ってくれたのはありがたかったですね」と述べ、こう続けた。「実際には、メンバー一人ひとりが新しいことに挑戦したくなったんじゃないですか。リンゴは映画に、ジョージはインドの音楽に興味を持っていましたから」

ジョンはどう思っていたのか。「自分でつくったバンドだから、愛情を持っていた。ただ、アーティストとして、同じことを繰り返していくのが嫌だったのでしょう」

ジョンの命日である8日には、東京・日本武道館で「ジョン・レノン スーパー・ライブ」が開かれ、ジョンを敬愛する日本人歌手のほか、ジョンとオノの長男ショーン・レノンもステージに立つ。今年で12回目となるライブには、毎年多くの若者が詰めかける。

「『イマジン』に勇気づけられている人は多い。ジョンの魂は今でも生きています」

ビートルズ50周年の今年、様々な関連作品が店頭に並んでいる。アルバム14作をデジタルリマスタリングして復刻したレコードは、出荷数が計10万枚を超えるヒット。テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」や、アニメ「イエロー・サブマリン」も高画質化してDVD、ブルーレイで発売されている。

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(c)朝日新聞 http://digital.asahi.com/articles/TKY201212030542.html

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