ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

リンゴ・スターと洋楽世代による大合唱の日本公演

リンゴ・スターと洋楽世代による大合唱の日本公演


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リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド「リンゴ・スターと洋楽世代による大合唱の日本公演」1枚目/2

リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド「」2枚目/2

 

前回の来日から18年ぶりとなるリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドの日本公演が2月25日、26日に東京・台場Zepp Tokyoにてスタートした。満員となった洋楽世代を存分に楽しませる素晴らしいパフォーマンスを披露した。

ほぼ時間どおりに客電が落ちると、会場のオジサマたちから「うぉぉ!リンゴォー!リンゴォー!!」となんとも濃い声援が飛び交う。今回のオール・スター・バンドの面子がステージに登場。これまた豪華なラインナップはトッド・ラングレン、スティーヴ・ルカサー、リチャード・ペイジ、グレッグ・ローリー、マーク・リヴェラ、グレッグ・ビゾネットの6人。各々が軽く挨拶し、「Matchbox」のイントロが鳴らされると、ステージ上手からリンゴ・スターが小走りで登場し、おなじみのピース・サイン。一気に会場が沸き立ち、観客も高々とピース・サインを天に向かって突き上げる。ごきげんな様子でマイク片手に歌い、観客に笑顔を振りまく70過ぎのおじいちゃんの姿に胸が熱くなる。続けて初のソロ・シングル「It Don’t Come Easy」、新作『2012』にも収録された「Wings」が披露される。

歌い終えたリンゴは颯爽とドラムセットにスタンバイ。リンゴ・スターがもちろんメインだが、彼がいなくとも会場を埋め尽くすことができるスター・プレイヤー揃いのこのバンド。ここからもちろん各メンバーのヒット曲が惜しみなくプレイされる。トッド・ラングレンからいきなり代表曲「I Saw the Light」で観客は大興奮、グレッグ・ローリーはサンタナ時代からの「Evil Ways」に、スティーヴ・ルカサーはもちろんTOTOの「Rosanna」を。キーが高いパートはマーク・リヴェラが担当、思わずリチャード・ペイジが歌えばいいのにと思ってしまうが、なるほど次の「Kyrie」の感動にとっておいたのだ。クリアな歌声にゴージャスな演奏は、ここまで披露された楽曲中でもしかすると一番観客のどよめきが大きかったように思われる。リンゴも適当に見えるがまったく衰えない手首のキレを魅せてくれる。

そして、今やおなじみとなった冒頭部分のみリンゴがキーボードを披露する「Don’t Pass Me By」や、トッドのパーカス大爆発の「Bang the Drum All Day」と見どころがあり過ぎるステージはどんどん進行していく。続いて「Boys」から「Yellow Submarine」で中盤のハイライトとなる。流石は洋楽世代と言わんばかりにほぼフルコーラスでの大合唱が炸裂する。ファンの心をがっちり鷲掴みしたセリフパートは喜び以外の言葉では表せない。その後もグレッグ・ローリーから「Black Magic Woman」、スティーヴ・ルカサーから「Africa」、リチャード・ペイジから「Broken Wings」、トッド・ラングレンから「Love Is the Answer」とイントロだけで大歓声となる名曲たちが挟み込まれるのだが、どの曲でもメンバーが楽しそうに演奏している姿は見る者を安心させ、幸せな気持ちにさせる。特にトッドのはしゃぎっぷりは秀逸。

ソロの代表曲「Photograph」でいよいよクライマックスと向かっていく。ビートルズ解散以降の大ヒットナンバーとなったこの曲を70歳を過ぎた今も豪華のミュージシャンをバックに歌って、会場には大勢のファンが詰めかけ、笑顔でその歌声に耳を傾けている。この曲で彼がすべての人に愛されていることを思いきり実感させられた。そして、高々とピース・サインを繰り出し「Act Naturally」へ。ラストはビリー・シアーズとなって「With a Little Help from My Friend」に突入する。観客たちも一体となって手を上げピース・サインと大合唱。一旦ステージをサラリと去っていくリンゴを呼び戻すようにアウトロが「Give Peace a Chance」に変わる。慌てたように戻ってきて、続く大合唱の後に終幕となった。アンコールは無かったが、満足感たっぷりの2時間となった。

また、今週3月2日(土)には【U-EXPRESS LIVE 2013】出演が決まっており、幕張メッセで彼らに会うことが可能だ。

リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド【Japan Tour 2013】
2月26日(火)東京・台場 Zepp Tokyo
セットリスト:
01. Matchbox (Ringo Starr)
02. It Don’t Come Easy (Ringo Starr)
03. Wings (Ringo Starr)
04. I Saw the Light (Todd Rundgren)
05. Evil Ways (Gregg Rolie)
06. Rosanna (Steve Lukather)
07. Kyrie (Richard Page)
08. Don’t Pass Me By (Ringo Starr)
09. Bang the Drum All Day (Todd Rundgren)
10. Boys (Ringo Starr)
11. Yellow Submarine (Ringo Starr)
12. Black Magic Woman (Gregg Rolie)
13. Honey Don’t (Ringo Starr)
14. Anthem (Ringo Starr)
15. You Are Mine (Richard Page)
16. Africa (Steve Lukather)
17. Everybody’s Everything (Gregg Rolie)
18. I Wanna Be Your Man (Ringo Starr)
19. Love Is the Answer (Todd Rundgren)
20. Broken Wings (Richard Page)
21. Hold the Line (Steve Lukather)
22. Photograph (Ringo Starr)
23. Act Naturally (Ringo Starr)
24. With a Little Help from My Friend (Ringo Starr)
25. Give Peace a Chance (Ringo Starr + All)

◎公演情報
【U-EXPRESS LIVE 2013】
日時:3月2日(土)OPEN 12:00 / START 14:00 / END 21:00(予定)
会場:幕張メッセ国際展示場 9-11ホール
チケット:9,500円(税込、全席指定、ドリンク代別途)
イベント公式HP:http://www.u-express.jp/

(c)Billboard http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/10462

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