ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

6年ぶり新作「NEW」 ポール・マッカートニー “化け物”ぶり健在 review by iZa

6年ぶり新作「NEW」 ポール・マッカートニー “化け物”ぶり健在 review by iZa


古希を迎えた加藤茶が大変なことになっているらしい。ブランド好きの若妻を喜ばせるためにパチンコ店での営業に励み、異常猛暑下でバテバテになってたという。そんな話を聞いていたせいか、71歳のポール・マッカートニーが6年ぶり通算16作目となる新作「NEW」をリリース、さらに11年ぶりの来日ツアーが決まったとの知らせに「老骨に鞭を打っているのではないか」と心配になってしまった。

もちろん早合点だった。前妻の元モデルとの泥沼離婚で散在はしたが、2年前に迎えた新伴侶は資産家の娘。贅沢な生活を送るためにポールに過酷な労働を強いるはずはないとのことだ。ポール自身が米音楽誌のインタビューに「バック・トゥ・ザ・ビートルズ・アルバム」と語るなどリップサービスが多かったのも気にかかっていた。

安堵したところで新アルバムを鑑賞。アップテンポの「セイヴ・アス」が飛び込んでくる。ダンスホールなどでお爺ちゃんが小刻みなリズムで躍る様子は滑稽ですらあるが、ポールは断然格好いい。思えばリアルタイムでポールの新曲を初めて聴いたのは30年近く前の「ソー・バッド」だった。いい親父が少年のような裏声で歌うバラードに驚愕したものだ。年齢を超越した“化け物性”こそがポールの真骨頂であることを新作で再認識した。

アルバムは「愛こそすべて」「ペニーレイン」などビートルズ中期のサウンドを彷彿させる先行シングルの「NEW」を頂点にビートルズサウンドが展開する前半、2013年の新しい音楽を取り入れた後半とに分かれる。今回、4人のプロデューサーと組んだが、ビートルズを手掛けたジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティンが往年から一番距離を置いた印象を受けるのが実に興味深い。

アルバム「NEW」(税込み2600円)は14日発売。来日公演は11月2日に大阪、15日に福岡、18、19、21日に東京の予定。詳しくは「日本公演公式サイト」で。

(c)iZa http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/131014/ent13101417330002-n2.html

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