ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

Ballroom Dancing

Ballroom Dancing


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作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)4分07秒 (2)4分50秒
収録アルバム:(1)Tug Of War (2)Give My Regards To Broad Street
収録シングル:なし

1960年風のブギウギ調ロックン・ロール・ナンバー。1950年代イギリスで放送されたボール・ルームでのダンスのコンテスト番組『Come Dancing』にインスパイアされた曲。
「曲を作るのにきっかけとなるのは、いつも子供の時の思い出さ。ダンス・ホールやボール・ルームに通ったティーンエイジャーの時の思い出。ダンス・ホールなどは今はディスコって言われているけど。そこに行く目的は女の子を見つけることだった。」(ポール)
「チャイナ・カップに乗ってナイル川を下っていく。そんな幼い頃に見た夢の想い出を歌にしたのがこの曲だ。別に『僕がロメルで君がカウボーイのトム・ミックスだ』なんて言って遊んでいた想い出だってよかったんだ。ただ『チャイナ』や『ナイル』っていう言葉の響きにはすごく夢がある。 子供たちにとっては『アレキサンドリア』、『カイロ』、『シンガポール』なんかと同じように神秘的な世界なんだ。第1節は本当に幼い頃の遊びを歌った。第2節になると子供は少し成長して、『空飛ぶじゅたん』や『ディビー・クロケットの帽子』なんかで遊び始めるんだ。でも『僕たちは猫や犬のように喧嘩したものだ』なんてふうに、子供の頃のすべてが愉快で素晴らしいだけの夏の日々ではなかったということも言いたかった。 この歌は僕の幼い頃の想い出なんだ。そしてそんな子供が大きくなっていく、そんな事を歌った歌なんだ。今で言えばディスコみたいなもんだね」(ポール)
。「ジョージは近いところにすんでいたから、ダンス・パーティの行われる学校まで、一緒にバスに乗っていったのを覚えているよ。僕はいつもカップルが出来るところをみてた。マッカートニーの夫妻みたいにさ。ジョージの親父さんとお袋さんがそうだったんだよ。ジョージの親父さんは、フィンチ・レーンのバス停留所で働いていたんだが、この二人が主役だったんだ。音楽が始まると、みんながダンスできるって合図なんだ。僕は祈ったものさ『神よ、勇気をお与えください』ってね」 (ポール)
この曲は1980年夏にデモ・テープが制作され、ウィングスでのリハーサルを経た後、ロンドンのAIRスタジオで1980年12月7日にベーシック・トラックが録音された。翌年の3月17日に、デニー・レインとエリック・スチュアートのギター、ジャック・ブライマーのクラリネットを加えたバージョンがアルバムに採用された。
当初はアルバム『Tug Of War』からの第3弾シングルとして発売される予定であったが、結局はアルバム・タイトル曲「Tug Of War」が第3弾シングルとして発売された。
また、1984年に公開された映画『Give My Rigards To Broad Street(ヤァ!ブロードストリート)』のサントラ盤のためにこの曲を、ドラムにリンゴ・スター、ギターにデイブ・エドモンズ、ベースにレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズを迎えて再録音した。
映画の中盤で、1950年のロックンローラーに扮したポールがこの曲を演奏するシーンを見ることができる。映画での演奏は、サントラ盤に収録されているトラックとミックスや編集が大幅に異なる。
この映画サントラからの第2弾シングルとして、1985年1月21日に発売される計画があったが、結局ボツになっている。
ブートでは、以下のデモ・バージョン、リハーサル・バージョンを聴くことができる。

(3)1980年夏のデモ
Paul McCartney: Rude Studio Demos (Columbus Records — CD 080)
Paul McCartney: Studio Tracks Vol. 4 (Chapter One — CO25147)
Paul McCartney: We’d Go On For Hours (No Label Records — nlr 9902)
Tug Of War Demos (Red Square — RS 03)
War And Peace (Instant Analysis — R&G 1020)
Give Us A Chord Paul (Angry Dog — AD 9901)

(4)1980.9.30 ウィングスのリハーサル
When It Rains, It Pours (Disk 1) (Vigotone — vigo161)
Ballroom Dancing (Orange — Orange 021)
The Alternate Wingspan – Disc 1 (No Label)

(1)
演奏:
Paul McCartney: Piano, Drums, Electric guitar, Percussion, Vocal, Backing vocal
Denny Laine: Electric guitar
Jack Brymer: Clarinet gliss
Linda McCartney: Backing vocal
Eric Stewart: Backing vocal
Peter Marshall: Narration
録音スタジオ:AIR Studios, London
録音日:1980.12.7, 1981.3.17
プロデューサー:George Martin
エンジニア:Geoff Emerick
イギリス発売日:1982.4.26
アメリカ発売日:1982.4.26
日本発売日:1982.5.10

(2)
演奏:
Paul McCartney: Piano, Vocal
Ringo Starr: Drums
John Paul Jones: Bass
Dave Edmunds: Guitar
Chris Spedding: Guitar
Linda McCartney: Piano, Vocal
Jack Barclay: Horns
Alan Donney: Horns
Henry Mackenzie: Horns
Dougie Robinson: Horns
Tommy Whittle: Horns
Ray Swinfields; Horns
David Wills: Horns
録音スタジオ:AIR Studios, Abbey Road Studios and CTS Studios, London
録音日:1982.12-1984.7
プロデューサー:George Martin
エンジニア:Geoff Emerick, Jon Jacobs, Jon Kelly, Stuart Breed
イギリス発売日:1984.10.22
アメリカ発売日:1984.10.22
日本発売日:1984.10.22

歌詞・コード
B
Well I used to smile when I was a pup
Sailing down the Nile in a china cup
E
With the recipe for a lovely day
B
Sticking out of my back pocket
E
But it wasn’t always such a pretty sight
G#m
‘Cos we used to fight like cats and dogs
E          B
Till we made it up in the ballroom

[NC]       E
Ballroom dancing, made a man of me
B
One, two, three, four
E          B
I just plain adore your ballroom dancing
E
Seen it on TV
B                  E
I got what I got from ballroom dancing
A   B
Big B.D.

Well I used to fly when I was a kid
And I didn’t cry if it hurt a bit
On a carpet ride to a foreign land
At the time of Davy Crockett
But it wasn’t always such a pretty sight
‘Cos we used to fight like cats and dogs
Till we made it up in the ballroom

Ballroom dancing, made a man of me
One, two, three, four
I just plain adore your ballroom dancing
Seen it on TV
I got quite a lot from ballroom dancing
Big B.D.

INTERLUDE: B E B E B E B C7 D7 B

A B [NC] C#m B [NC] A B [NC] Bm7 Em7 B

Well it went so fast and we all grew up
Now the days that passed in the china cup
Are the memories of another day
And I wouldn’t want to knock it
But it wasn’t always such a pretty sight
‘Cos we used to fight like cats and dogs
Till we made it up in the ballroom

Ballroom dancing, made a man of me
One, two, three, four
I just plain adore your ballroom dancing
Seen it on TV
I got quite a lot from ballroom dancing
Big B.D.

C7 D7 B
Oh oh oh

 

(c) 1982 MPL Communications Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

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コメント

  • JASH より:

    映画『ヤァ!ブロードストリート』でこの曲を演奏するポールはやっぱりかっこいいです。
    前半の、子供に対するかけ声は余計だったと思いますが。
    後半のサビになると前半より1オクターブ上がるボーカルが、何とも上手さを醸し出しています。この曲はライブでは演奏されたことないのですが、映画『ヤァ!ブロード・ストリート』での演奏をライブと無理矢理(?)考えることができるんじゃないかと思ってます。
    確かにライブ映えする曲ですが、今のポールは80年代の曲をほとんど取り上げていませんからねえ。

  • waterspout より:

    古きよき時代を彷彿させるアレンジとポールのロック・ヴォーカルが聴いていて楽しいですね。
    ’80年代ポールでも抜群にライヴ映えする曲の1つだと思うので、ぜひライヴでも取り上げてほしい所です。

    個人的には『Tug Of War』ヴァージョンの方が映画ヴァージョンよりも全体的にお気に入りです。ほとんどの楽器をポール1人で演奏しているのでややメリハリに欠けますが…。
    映画のシーンでは、演技なのかマジなのか分からない大乱闘(リンダが意外に強い)の末にステージが崩壊するという「夢」らしい展開にあっけに取られます(苦笑)。

    ウイングスのリハーサル・セッションでは「Junior’s Farm」さながらのストレートなロックにアレンジされていますが、あのスタイルでウイングスとして発表していたらまた印象も変わっていたのかな…なんて思います。

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