作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)8分44秒 (2)7分41秒
収録アルバム:なし
収録シングル:Hope Of Deliverance, C’mon People
1993年のアルバム『Off The Ground』からのファースト・シングル「Hope Of Deliverance」のクラブ用リミックス。リミックスのサンプルとして用いたのは「Hope Of Deliverance」1曲だけではなく、アルバム『Off The Ground』のセッションでレコーディングされた曲全体を用いた。リミックスを担当したのは、DMC(Dance Mix Club)のスティーブ・アンダーソン。
ポールは、どこか分からないようなソウル・ミュージックからサンプリングしてリミックスする方法は望まず、リミックスの音源全てをアルバム『Off The Ground』のセッションでレコーディングされた曲のみとするようにアンダーソンに依頼した。
このリミックス・バージョンがクラブのDJに配布された時は、ポールの名前は明かされず、アーティストのクレジットがなく、「Deliveranace」「Deliverance (Dub Mix)」とのみグリーンのレーベルに印刷された12インチレコードが出回った。
レコードがDJに配布された後、ロンドンのクラブでこの曲が話題になり、ポールは自らが作者であることを明かした。
最初は約500~1000枚のプロモ盤12インチが配布されたが、人気が出たため、1993年1月15日に12インチ盤が製造され、さらにCDとしては、2種類のシングル「Hope Of Deliverance」「C’mon People」のカップリングとして一般に発売された。
このリミックスにはバージョンが2つ存在する。
また、この曲のプロモビデオもリチャード・ヘルソップ監督のもと1993年2月に制作された。
演奏:unknown
録音スタジオ:unknown
録音日:unknown
プロデューサー:Steve Anderson
エンジニア:Steve Anderson
イギリス発売日:1993.2.2
アメリカ発売日:未発表
日本発売日:未発表
ポールが手がけたハウス系の音楽としては、比較的聴きやすい曲だと思いますね。確かに、アルバム『Off The Ground』のどの曲をどこの部分に使ったかわかりにくいですね。これもリミックスを担当したスティーブ・アンダーソンの手腕でしょう。「Style Style」が発売される前にこの曲を聴いたので、余計わかりにくかった覚えがあります。
イギリスのみ「Hope Of Deliverance」とのカップリングで発売されています。ジャケット画像を掲載していますので参考までに。