ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

Eleanor’s Dream

Eleanor’s Dream


このエントリーをはてなブックマークに追加

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:5分59秒
収録アルバム:Give My Regards To Broad Street
収録シングル:なし

アルバム『Give My Regards To Broad Street』に収録されているクラシック作品で、アルバムの前曲「Eleanor’s Dream」とのメドレーで登場する。ポールにとっては、1966年に作曲した映画『The Family Way(ふたりだけの窓)』以来のクラシック作品で、後に発表するクラシック作品『Liverpool Oratorio』『Standing Stone』の作風にも影響を与えたと言える。
映画の中でBGMとして効果的に使われている。
ポールは演奏に参加していない。なお、LPでは曲の一部がかなりカットされており、約3分の長さとなっている。
「映画が出来上がってみるとそのシーンが9分にもなってしまった。僕が脚本を書いた時、頭の中で描いたディケンズ風の通り、岬と馬車、剣と祭壇といったイメージに基づいて、ちょうど3分のシーンになるように考えていた。しかし、監督のピータ・ウェッブがとり終えた時にはそううまくいかなかった。解決策として編集者は残りの6分にクラシック音楽を流していた。その曲はブラームスのバイオリン・コンチェルトだった。僕とジョージ・マーティンは困った立場に立たされた。僕たちは6分間のクラシック音楽を作曲しなければならなくなった。ブラームスという人にできたのだから僕たちにだってできるはずだと監督に強制的にやらされた感じだった。とにかく『エリナー・リグビー』風の新しい曲に挑戦しなければならない。僕にとってはかなり変った出来事だったが曲を作りながら昔この曲を作った時のことを思い出した。23歳の僕は、将来いつかこの曲を歌うことになるかもしれないと思いながら作っていたような気がする。30歳になったら何をしよう?なんてことも考えていた。そして『エリナー・リグビー』というこのシリアスな歌ができあがったんだ。これなら大丈夫だと思った。もう魅力的でいようなんてことを考える必要はないと。年老いたビートルズがするべきことをその時みつけたような気がした。あれからもう何年もが過ぎた。僕は昔の夢を思い出しながらクラシックの作曲に取り掛からなければならない。まあ、6分かそこらでしかないけれど。」(ポール)

演奏:
Gabriell String Quartet
Kenneth Sillito: Leader, Brendan O’Reilly: Violin, Ian Jewel: Viola, Keith Harvey: Cello
録音スタジオ:AIR Studio, Abbey Road Studiom CTS Studio, London
録音日:1982.12-1984.7
プロデューサー:George Martin
エンジニア:Geoff Emerick, Jon Jacobs, Jon Kelly, Stuart Breed
イギリス発売日:1984.10.22
アメリカ発売日:1984.10.22
日本発売日:1984.10.22

 

(c) 1984 MPL Communications, Inc.

 

 

« »