作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:1分8秒
収録アルバム:なし
収録シングル:なし
1986年11月4日、「Stranglehold」のプロモーション・ビデオ撮影のために、アリゾナのレストラン「ハーフウェイ・ステーション」で行われた撮影セッションのウォーミング・アップとして演奏された即興曲。バンドメンバーがセッティング中に、セッティング完了したメンバーだけで軽く音のチェックのために演奏しているというジャム・セッションで、ポールのアドリブ・ボーカルが被る。
ポールのアドリブ・ボーカルの中に「Fortune Teller」という言葉が出てくるので、それがタイトルの起源になっている。
この日セッションは午後3時半から開始され、実際の撮影のためのセッションは7時から深夜まで行われた。なおこのセッションは、新しいポールのバンドメンバーを探すオーディションも兼ねていたという。次のアルバムをプロデュースした(結局発売はされなかった)フィル・ラモーンも同席していた。
プロモーションビデオの撮影は、ボブ・ギラルディによって行われ、「Stranglehold」は公式ビデオ『Once Upon A Video』でも発売された。
演奏:
Paul McCartney: Guitar
Duane Sciacqua: Guitar
Jerry Marotta: Drums
Neil Jason: Bass
Lenny Pickett: Baritone Sax
Alex Foster: Alto Sax
録音スタジオ:Half Way Station Restaurant, Amado, AZ
録音日:1986.11.4
プロデューサー:Bob Giraldi
エンジニア:Paul McCartney, Phil Ramone
イギリス発売日:未発表
アメリカ発売日:未発表
日本発売日:未発表
この未発表曲は、曲、というよりか、単にセッションのウォーミング・アップとして演奏されたものだと考えた方がよさそうです。
しかし、即興でも歌詞を付けながら歌えるポールは、ブルースのスタイルに影響を受けているのでしょうか。