ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

1998Greatest

Ebony And Ivory

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)3分42秒 (2)3分41秒 (3)4分1秒
収録アルバム:(1)Tug Of War, All The Best, Greatest (Japan only), Together Endless & Sweet Memories (Japan only), George Martin Box, Mellenium Max(Japan only), 80’s Alive 2(Japan only), The Best Of Stevie Wonder (3)Tripping The Live Fantastic!!
収録シングル:(1)Ebony And Ivory, (2)Ebony And Ivory (12″)

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黒人と白人の間の人種問題をピアノの黒鍵盤と白鍵盤に例えて歌うというメッセージ・ソング。スティービー・ワンダーとのデュエットとして、アルバム『Tug Of War』からの第1段シングルとして発売され、全米・全英1位という大ヒットを記録し、世界中のチャートでも1位を記録し大ヒットした。ポール・マッカートニーの80年代の代表曲であり、80年代ポップスの代表曲でもある。よって、種々のオムニバス・アルバムに収録されている。
「この曲はスパイク・ミリガンのアイデアをもらったよ。どこかで彼の本を読んだんだけど、キーボードには白鍵盤と黒鍵盤が必要で、2つでハーモニーが奏でられるというもの。これはいい類比だと思ったよ。」(ポール)
1980年夏にデモを作成し、10月にウィングスのメンバーとこの曲をリハーサルしたが、曲の最初の部分とサビの部分しか完成していなかった。「2番も同じようなアイデアで歌詞を書くことがいいと思ったんだ。ピアノの類比を用いること以上に飛び抜けた歌詞は掛けなかった。」(ポール) そして、10月のリハーサルが終わる頃に曲のアレンジがほぼ完成したので、12月にロンドンのAIRスタジオにて、ジョージ・マーティンとデモ・レコーディングを行った。
「黒人のミュージシャンとこの曲をレコーディングするのがいいなあと思った。それが歌詞の内容にぴったり合うし、困難を乗り越えようとする感情にぴったりだしね。適当なミュージシャンとして、スティービー・ワンダーが浮かんだ。スティービーに直接電話したら、すぐにいい返事がもらえたよ。」(ポール)
1981年2月1日に、ポール、リンダ、デニー・レインの3人がモンセラット島にあるジョージ・マーティン所有のAIRスタジオに向かい、2月25日にスティービー・ワンダーがモンセラット島に到着し、翌日からレコーディングを開始した。レコーディングの方法としては、まずポールとスティービーが軽くジャム・セッションを行い、スティービーが思いついたソロ・フレーズに、ポールがボコーダーやシンセサイザーを被せていった。
この曲は、ポールの曲の中でも最もレコーディングに掛けた時間が多い曲の1つである。
「”Ebony And Ivoryなんかはかなり長い期間をかけた曲だよ。まずスティービー・ワンダーとモンセラット島で書き始めて、それからスティービー抜きで、何度かのセッションを繰り返したんだけど、ドーキングにあるストロベリー・スタジオ・サウスでもセッションをやったんだ。レコーディングの仕上げにはかなり時間をかけたけど、それだけやっておいてよかったと思うよ。いい曲だってこともあるけど、イギリスではスティービー初のナンバーワン・シングルになったからね」(ポール)
「スティービー・ワンダーと”Ebony And Ivory”をやった時、この曲は人種間の調和を語る上で完璧なアイデアだと思ったんだけど、幼稚だっていう人もいたんだ。でも、素晴らしいと思うだろ? 黒人と白人の間にはいろいろな問題がまだあるっていうのがポイントなんだ。それは否定できないよ。何かいいことを歌うことによって、やりたかっただけなんだよ。」(ポール 1986年1月)
12インチシングルには、ポールのみがボーカルを取るソロ・バージョンも収録された。プロモーション・ビデオも、スティービー・ワンダーとポールのデュエット・バージョン、ポールのソロ・バージョンの2種類が制作された。
デュエット・バージョンは「Coming Up」のプロモビデオの監督を行ったキース・マクミラン監督のもと撮影された。ポールとスティービーのスケジュールが合わず、ポールのパートはロンドンで、スティービーのパートはロサンゼルスで撮影された。
「プロモーション・ビデオは、スティービーとは一緒に撮影できなかったんだけど、途中で2人が目を合わすシーンがあるんだ。最初は僕がスティービーにウィンクして合図するってことだったんだけど、スティービーがそれはおかしいって言ったんだ。だって、彼は目が見えないだろ? そんなことで、スティービーから合図して、僕がウィンクを返すってことにしたんだ。」(ポール)
「Coming Up」で用いたようないろいろな楽器を演奏するポールが一画面上に出てくるのが面白い。
ソロ・バージョンのプロモーション・ビデオは、バリー・マイヤーズ監督のもと、1982年2月11日に撮影された。刑務所で服役中の黒人が陽気にこの曲を歌っている姿とピアノを弾く姿を交互に演出させるものである。このプロモーション・ビデオ撮影日にポールはインタビューに答え、初めてジョンの死について、インタビューに答えている。
1989年のゲットバックツアーでこの曲が取り上げられ、バンドメンバーのヘイミッシュ・スチュアートとデュエットを行っていたが、1989年11月27日のロサンゼルス公演では、観客にいたスティービー・ワンダーが飛び入りで参加し、ライブでのデュエット再現となった。
この曲のデモ・バージョン、およびリハーサル音源は、以下のブートで聴くことができる。

(4)1980年8月デモ
Rude Studio Demos (Columbus Records — CD 080)
Studio Tracks Vol. 1 (Chapter One — CO 25132)
Tug Of War Demos (Red Square — RS 03)
War And Peace (Instant Analysis — R&G 1020)
Give Us A Chord Paul (Angry Dog — AD 9901)
(5)1980年10月ウィングスのリハーサル
When It Rains, It Pours (Disk 2) (Vigotone — vigo162)
(6)1981年2月スティービー・ワンダーとのジャム・セッション
Oobu Joobu Part 1 & 2 (Disk 2) (Yellow Cat Records — YC 046)
Oobu Joobu Radio Chronicles Part One (Unknown — PMCD0P1)
(7)1990年1月23日ロンドン公演
Welcome To Wombley – CD 1 (Voxx — VOXX 0003-01)

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(1)(2)
演奏:
Paul McCartney: Bass, Guitar, Synthesiser, Vocals, Vocoder, Percussion, Piano, Backing vocal
Stevie Wonder: Electtic Piano, Synthesisers, Vocals, Drums, Percussion, Backing vocal
録音スタジオ:AIR Studios, Montserrat, West Indies
録音日:1981.2.27-3
プロデューサー:George Martin
エンジニア:Geoff Emerick
イギリス発売日:1982.4.26
アメリカ発売日:1982.4.26
日本発売日:1982.5.10

(3)
演奏:
Paul McCartney: Bass, Vocal
Linda McCartney: Keyboards, Vocal
Paul “Wix” Wickens: Keyboards, Backing Vocal
Chris Whitten: Drums
Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
Hamish Stuart: Vocal, Electric Guitar
録音スタジオ:live from Rotterdam
録音日:1989.11.8
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain & Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.11.5
アメリカ発売日:1990.11.6
日本発売日:1990.11.5

歌詞・コード
E F#m7
Ebony and ivory
E F#m
Live together in perfect harmony
E F#m7 B/F#
Side by side on my piano key—board
A/B B B/E E C#m/B B G#m/B A/B F#m/B
Oh lord, why don’t we

E C#m B A E
We all know that people are the same wherever you go
B
There is good and bad in everyone
D6 Do C#7 F#m
We learn to live, we learn to give each other
A E
What we need to survive, together alive

Ebony and ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh lord, why don’t we

C#sus4 C# F# G#7sus4 C#

F# G#7sus4 C#
Ebony, ivory, living in perfect harmony
F# A/B
Ebony, ivory ooh

We all know that people are the same wherever you go
There is good and bad in everyone
We learn to live, we learn to give each other
What we need to survive, together alive

Ebony and ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
A/B B B/E E C#sus4 C#
Oh lord, why don’t we
F#m7 B
Side by side on my piano keyboard
A/B B B/E E F#m7 E F#m7
Oh lord, why don’t we

E F#m7 B

E F#m7 B
Ebony, ivory, living in perfect harmony
Ebony, ivory, living in perfect harmony
Ebony, ivory, living in perfect harmony
Ebony, ivory, living in perfect harmony

(c) 1982 MPL Communications, Inc.



Another Day

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:3分40秒
収録アルバム:Ram (Bonus Track), Wings Greatest, All The Best, Wingspan
収録シングル:Another Day

ポール・マッカートニーにとって、ビートルズ解散後のソロキャリアでのファースト・シングルとなった曲。B面は「Oh Woman, Oh Why?」。アメリカ・ビルボードで5位、イギリスで2位まで上昇し、ソロ時代初めてのヒットとなった曲で、ポールの代表曲の1つ。3種類のベスト・アルバムそれぞれに収録されている。
曲自体はビートルズ時代に作ったものであり、1969年のビートルズの「ゲット・バック・セッション」でも、ポールがピアノの弾き語りで演奏した曲であり、1969年1月9日と25日のセッションで聴くことができる。
レコーディングはアルバム『RAM』の制作時に行われたため、演奏に参加したミュージシャンはアルバム『RAM』と同じである。この時のレコーディングに参加したドラマー、デニー・シーウェルが後のウィングスの初代ドラマーとなる。
最初に発売されたシングルでは、作曲者としてリンダ・マッカートニーもクレジットされていたが、リンダが作曲した事実がないとして、当時の版権会社ノーザン・ソングスの社長、サー・ルー・グレードが、リンダの作曲者クレジットからの削除を求めて訴訟を起こした。結局、ポールはベスト・アルバムでのクレジットを単体とする。
「リンダが作曲者として認識されるかどうかは、重要じゃないって思ってた。僕が誰と一緒に作業しようとも、そのコラボレーションがどんな形であろうと、僕が作曲するのを手伝ってくれた人は、その権利の一部を所有してもいいと思う。」(ポール)
リンダは、この訴訟に触発され、自ら「Seaside Woman」を書いたと言われている。
ポールの代表曲の1つであるにも関わらず、この曲がライブで演奏されたのは、1993年のツアーのみである。

演奏:
 Paul McCartney: Bass, Guitars, Keyboards, Vocals
 Linda McCartney: Vocals
 Dave Spinoza: Guitars
 Hugh McCracken: Guitars
 Denny Seiwell: Drums
録音スタジオ:A&R Studios, Colimbia Studios, Nwe York and Sound Recorders, LA
録音日:1971.1
プロデューサー:Paul McCartney, Linda McCartney
エンジニア:Tim, Ted, Phil, Dixson, Armin and Jim
イギリス発売日:1971.2.19
アメリカ発売日:1971.2.22
日本発売日:1971.4.5

歌詞・コード
    G                      B7
Every day she takes a morning bath as she wets her hair,
Em                     Am                       D7   G
Wraps a towel around her, as she’s heading for the bedroom chair, it’s just another day.

C        G
Slipping into stockings,
C        G
Stepping into shoes,
C         G        A
Dipping in the pocket of her raincoat.
D7        G
Ah, it’s just another day.

    G                     B7
At the office where the papers grow she takes a break,
Em                   Am                    D7   G
Drinks another coffee, and she finds it hard to stay awake, it’s just another day.

C         D7         G
Du du du du du du, it’s just another day
E7        Am   D7          G
Du du du du du du, it’s just another day

D7 Em
Ahhy
Em    Cmaj9
So sad, so sad,
A           Cmaj7 Em
Sometimes she feels so sad.
Cmaj7
Alone in her apartment she’d dwell,
A          Cmaj7   Em
Till the man of her dreams comes to break the spell.
E  Am        D      D+     D6
Ah, stay, don’t stand around, and he comes and he stays

A6 B7 Em  Em9 C   B7
But he leaves the next day, so sad
A9         Cmaj7   Em
Sometimes she feels so sad.

    G              B7
As she posts another letter to the sound of five,
Em                   Am                    D7     G
People gather ‘round her, and she finds it hard to stay alive, it’s just another day.

Du du du du du du, it’s just another day
Du du du du du du, it’s just another day

So sad, so sad,
Sometimes she feels so sad.
Alone in her apartment she’d dwell,
Till the man of her dreams comes to break the spell.

Ah, stay, don’t stand around, and he comes and he stays
But he leaves the next day, so sad
Sometimes she feels so sad.

G                    B7
Every day she takes a morning bath as she wets her hair,
Em                    Am                     D7     G
Wraps a towel around her, as she’s heading for the bedroom chair, it’s just another day.

C      G
Slipping into stockings,
C      G
Stepping into shoes,
C       G           A
Dipping in the pocket of her raincoat.
D7
G
Ah, it’s just another day.
Am         D7        G
Du du du du du du, it’s just another day
E7       Am         D7  G F C G
Du du du du du du, it’s just another day.

(c) 1971 Paul and Linda McCartney Administered by MPL Communications, Inc.