ポール・マッカートニーのファンサイト(非公認)。ポール・マッカートニーやビートルズの最新ニュース、アルバム・楽曲の解説、ライブ・ツアー記録、新譜・テレビ放送等。

Coming Up

coming_up

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)3分52秒 (2)3分47秒 (3)4分8秒 (4)3分31秒 (5)3分28秒 (6)5分18秒 (7)4分55秒 (8)3分50秒 (9)3分26秒
収録アルバム:(1)McCartneyⅡ (3)Concerts For The People Of Kampuchea (4)All The Best (5)All The Best (US) (6)Tripping The Live Fantastic (7)Knebworth The Album (8)Wingspan (9)Back In The U.S., Back In The World
収録シングル:(1)(2)Coming Up

1979年夏に、ポールが自宅スコットランドのスタジオにおいて、テクノポップに影響されてポール1人ですべての楽器を演奏して製作されたアルバム『McCartneyⅡ』からのファースト・シングルで、全米1位、全英2位を獲得した大ヒット曲。1980年代のポールを代表する曲で、ポールがソロ・アーティストとして全米1位を獲得した最後の曲でもある。
アルバム『McCartneyⅡ』は元々、公式にアルバムとして発表するつもりはなく、ポールのライフワークの1つとして製作されたものであるので、この曲もアドリブで作り上げられたものである。それは、ウィングスとして活動して約8年が経過し、ポールもバンドとしてではなく、個人的な趣味の範疇で何か新しい音楽を模索していたのが影響している。
「曲を書くこと、つまり、新しい曲を作ることっていうのは、結果がどうであれ、魅力的な経験なんだ。ある人は僕に『君はマジックを信じるかい?』って聞くけど、僕は『そうさ! 僕の娘が生まれた時はマジックのようだった。魔法使いのようだったよ。』って答えるんだ。曲が出来上がるのも同じようなマジックだと思うんだ。曲がどうやって作られるのか、曲自体が何なのかわからないけど、人間の本能の一部なんだよ。」(ポール)
「この曲は、僕がスコットランドの農場で作ったものなんだ。そこでは、自分の研究を実験室の中で自分の世界に閉じこもってやるちょっと狂った教授のように、僕1人だけでこの曲をちょこっと作ったんだ。僕が1人で曲を作るときは、この教授のようになっていると思うよ。自分自身だけに没頭して、気が狂った人のようにね。でもこういうやり方が好きなんだ。」(ポール)
「ジョン・レノンとレコーディングをしていた奴に聞いたんだけど、ジョンが不精をしていたとき、この曲を聴いて『くそ! ポールっていい曲書くじゃないか!』って言ったらしい。どうやら、それがジョンが再びレコーディングを始めたきっかけらしいよ。それでジョンは『俺の方がうまくやってる!』なんて思っていたんだろうね。いい話じゃないか。」(ポール)

この曲のプロモビデオも製作されており、ロンドンから南へ下った郊外ワンズワースの「Ewards TV」のスタジオで、1980年5月26日と27日の2日間で、キース・マクミラン監督のもと撮影された。
ポール1人で全ての楽器を担当しているのになぞって、プロモビデオもポールが1人10役、リンダが1人2役、総勢12人のバンドとして登場する。1役ずつビデオを撮影していくので、撮影だけで合計25時間も要したという。ポールとリンダが扮しているこのバンドは「Plastic Macs」と名付けられ、ポールは1965年頃のビートルズ時代のポール、ハンク・マービン、ロン・メイル、デイブ・ギルモア、アンディー・マッケイ、バディー・ホリーなどに、リンダは女性シンガーと男性シンガーに扮している。
「ビデオの中で、僕が大好きな場面があるんだ。ステージの中でサックス・プレイヤーのポールが別のミュージシャンのポールと視線を交わすんだよ。これはポールのアイデアで、すべて計算の上でのことなんだけど、この演出はとてもうまく生きているよね。もう一つそういう場面があって、二人のギタリストが目を合わせてお互いにギターを振り上げるんだ。こういう細かいところで雰囲気が出ていて、とてもいいなあ。本当のバンドになりきっているよね。」(キース・マクミラン)。このプロモビデオは、ポールが1980年にサタデー・ナイト・ライブに出演したときにも放送された。

この曲を発表した前後から、ほとんどのライブで演奏しており、公式ライブ盤やベストアルバムにも収録されているため、バージョン違いはかなり多い。公式で発表されているだけでも9つのバージョンが存在する。
シングルとして発売されたときは、B面に1979年12月17日グラスゴー公演でのウィングスの演奏を編集して収録したが、アメリカで全米1位までヒットしたのはこちらのライブバージョン。それゆえ、アメリカで発売されたベスト盤『All The Best』『Wingspan』には、ジャケットの曲目に特に明記されていないが、こちらのライブバージョンが収録されている。ただし、シングルB面に収録されたライブバージョンよりは少し収録時間が短く、演奏後のMCがかなりカットされている。
また、イギリスや日本で発売されたベスト盤『All The Best』にはスタジオ録音版が収録されているが、オリジナルのLP盤より少しスピードが速い。さらに、ベスト盤『Wingspan』のイギリス盤・日本盤には少し違ったミックスが収録されており、それは1回目のサックスソロの前に、シンセで奏でるサックスが右側チャンネルに長く残っていることから違いが分かる。

ポールはこの曲をライブで、1979年のイギリスツアー、1989-90年のゲットバックツアー、1993年のニューワールド・ツアー、2002-03年のワールドツアー(2003年ヨーロッパツアーは途中まで)で演奏している。
1989-90年で演奏されたときは、2番のボーカルをヘイミッシュ・シチュアートが担当し、さらに間奏ではドラムソロを挿入し、ディスコ風にアレンジした。2002-03年のワールドツアーで演奏されたときは、終盤のサビの繰り返しを1回少なくした。
公式盤に収録された以外のライブのうち、サウンドボード録音では以下のブートで聴くことができる。
また、アルバム『McCartneyⅡ』のアウトテイクとして、5分26秒の完全版をブートで聴くことができる。
なお、ベスト盤『Wingspan』が発売された時にこの曲がリミックスされて、5分20秒の「Linus Loves Mix」と3分5秒の「Zak’s Mix」として、12インチプロモ盤として配られた。これらは(21)のブートで聴くことができる。

(10)『McCartneyⅡ』アウトテイク
Eggs Up (Disc 2) (Masterfraction — MFCD 016)
The Lost Mccartney II Album – CD 2 (Birthday Records — BR 042)
The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx — VOXX 0007-02)
The Original McCartney II Double Album (Ram Records — RAM 004)
Alternate Takes 1979-1981 (TJT Productions — TJT-056)
(11)1979年12月17日グラスゴー公演(完全版)
Last Flight – Disc 2 (Vigotone — vigotone 165)
(12)1989年ツアーリハーサル
Oobu Joobu Part 13 (Yellow Cat — YC 057)
(13)1990年1月23日ロンドン公演
Welcome To Wombley – CD 1 (Voxx — VOXX 0003-01)
(14)1990年4月1日バークレー公演
Berkeley Concert 1990 (CD 2) (Yellow Cat Records — YC 008)
A Dream Apart (Big Music — BIG028)
(15)1990年4月20日リオ公演
Live On TV In Rio – Part 1 (Ram Records — RAM 007)
(16)1989-1990年演奏場所不明
公式ビデオ『Get Back』
公式ビデオ『Going Home』
(17)1990年6月28日リバプール公演
Imagine In Liverpool (The Comeback) (Red Phantom — RPCD 1025)
Radio One’s Liverpool Concert June 1990 (FM) (Liverpool Concert) (Goblin Records — CD3004)
(18)1990年7月4日ワシントン公演
Live at Robert F Kennedy Stadium Part2 (Label Unknown)
4th Of July (CD 1) (Yellow Cat Records — YC 009)
Independance Day (Disc 1) (Red Phantom — RPCD 2135/36)
(19)1993年6月15日シャーロット公演
Out In The Crowd (Nikko Records NK 005-06)
Goodbye America 1993 (Live Storm — LSCD 51272)
Hope Of Deliverance Live (Not Guilty — NG370993)
Hot Night In Charlotte Disc 1 (Star — Star 008)
Live Tonight Disc 1 (Crystal Cat Records — CC340)
The Magical US Tour (Flashback — Flash 07.93.0216)
(20)1993年11月15日東京公演
Live In Argentina Special (DVD 1) (Unknown — none)
(21)『Wingspan』Remix
Macca Mixes (Yellow Cat — YC 071)
(22)2002年4月24日ワシントン公演
Driving Macca! (Label Unknown)
(23)2002年5月15日タンパ公演
Live In Tampa Florida 2002 (Night Hawk)

coming_promo2 coming_promo1

(1)(4)(5)(8)
演奏:
Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(2)(5)
演奏:
Paul McCartney: Vocal, Bass
Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
Steve Holly: Drums
Tony Dorsey: Tromborn
Thaddeus Richard: Saxophone
Steve Howerd: Trumpet
Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Glasgow, Scotland
録音日:1979.12.17
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(3)
演奏:
Paul McCartney: Vocal, Bass
Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
Steve Holly: Drums
Tony Dorsey: Tromborn
Thaddeus Richard: Saxophone
Steve Howerd: Trumpet
Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Hammarsmith Odeon, London
録音日:1979.12.29
プロデューサー:Chris Thomas
エンジニア:Bill Price, Dick Allott, Geoff Davis, John Walls
イギリス発売日:1980.4.3
アメリカ発売日:1980.3.30
日本発売日:1980.4.28

(6)
演奏:
Paul McCartney: Bass, Vocal
Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
Paul “Wix” Wickens: Keyboards, Backing Vocal
Chris Whitten: Drums
Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Tokyo
録音日:1990.3.3
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.11.5
アメリカ発売日:1990.11.6
日本発売日:1990.11.5

(7)
演奏:
Paul McCartney: Bass, Vocal
Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
Paul “Wix” Wickens: Keyboards, Backing Vocal
Chris Whitten: Drums
Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Knebworth
録音日:1990.6.30
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.8.6
アメリカ発売日:1990.8.7
日本発売日:1990.8.30

(9)
演奏:
Paul McCartney: Vocal, Bass
Rusty Anderson: Backing Vocal, Guitar
Brain Ray: Backing Vocal, Guitar
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Acoustic Guitar
Abe Raboriel Jr.: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:live from New York
録音日:2002.4.26
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:David Kahne
イギリス発売日:2003.3.17
アメリカ発売日:2002.11.26
日本発売日:2002.11.13

歌詞・コード
E
You Want A Love To Last Forever
One That Will Never Fade Away
I Want To Help You With Your Problem
Stick Around, I Say

A    E
Coming Up, Coming Up, Yeah
A
Coming Up Like A Flower
E
Coming Up, I Say

You Want A Friend You- Can Rely On
One Who Will Never Fade Away
And If You’re Searching For An Answer
Stick Around. I Say

It’s Coming Up, It’s Coming Up
It’s Coming Up Like A Flower
It’s Coming Up. Yeah

You Want Some Peace And Understanding
So Everybody Can Be Free
I Know That We Can Get Together
We Can Make It, Stick With Me

It’s Coming Up, It’s Coming Up
It’s Coming Up Like A Flower
It’s Coming Up For You And Me

Coming Up, Coming Up
It’s Coming Up, It’s Coming Up, I Say
It’s Coming Up Like A Flower
It’s Coming Up
I Feel It In My Bones

You Want A Better Kind Of Future
One That Everyone Can Share
You’re Not Alone, We All Could Use It
Stick Around We’re Nearly There

It’s Coming Up, It’s Coming Up Everywhere
It’s Coming Up Like A Flower
It’s Coming Up For All To Share
It’s Coming Up, Yeah
It’s Coming Up, Anyway
It’s Coming Up Like A Flower
Coming Up

(c) 1980 MPL Communications, Ltd.










Clean Machine

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)5分17秒 (2)5分34秒
収録アルバム:なし
収録シングル:なし

リンダ・マッカートニーが手がけたベジタリアン料理を販売する会社「Linda McCartney Foods」のサイクリング・チーム「Linda McCartney Foods Pro Cycling Team」のテーマ曲としてポールが提供した曲。
「Linda McCartney Foods Pro Cycling Team」のウェブ・サイト(htt://www.lindamccartney-pct.co.uk)にログインすれば流れくるようになっていた。
曲自体は、YOUTHとの共同作業体である変名グループ「Fireman」の作る音楽そのものであり、この曲は、ビートルズの「Penny Lane」をサンプルとして用いている。
この曲は2バージョンあり、(1)main version と、(2)Extended DJ Intro の2つである。
ホームページで公開されたので、この曲は公式曲としての扱いになる。

演奏:unknown
録音スタジオ:Abbey Road Studios, London
録音日:1999.5.28
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Youth

 

Check My Machine

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:5分49秒
収録アルバム:McCartney Ⅱ(bonus track)
収録シングル:Waterfalls

シングル「Waterfalls」のB面に収録された曲。アルバム『McCartneyⅡ』のセッションでレコーディングされた曲であるが、元々、アルバム『McCartneyⅡ』には収録されておらず、CD化されるときにボーナストラックとして追加された。
曲のタイトル通り、シンセサイザーとミキサーのチェックを行うために録音された曲である。タイトルを連呼するポールのボーカルも、音色の変化をかなり加えており、遊びの要素が強い。
元々8分半近くあった曲だが、発売されるときに6分弱に編集された。以下のブートでは、約8分半のオリジナル・バージョンを聴くことができる。

The Lost Mccartney II Album – CD 2 (Birthday Records — BR 042)
The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx — VOXX 0007-02)
The Original McCartney II Double Album (Ram Records — RAM 004)

演奏:
Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.6.13
アメリカ発売日:1980.7.22
日本発売日:1980.8.5

歌詞
(Spoken) Sticks And Stones May Break My Bones
But Names Will Never Hurt Me

Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine
Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine

(Repeat)

I Got A Woman A Long Time Ago
I Had Trouble
I Want You To See What You Can See

Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine
Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine

(Ad Lib)

I Want You To Check Check Check Check Check My Machine Check Check Check Check Check My Machine

(Ad Lib)
Check Check Check Check Check My Machine

(Repeat)

(c) 1980 MPL Communications, Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

 

C’mon People

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作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)5分45秒 (2)5分31秒
収録アルバム:(1)Off The Ground (2)Paul Is Live
収録シングル:C’mon People

アルバム『Off The Ground』からの第2弾シングルとして発売されたビートルズっぽいピアノ・バラード。
ポールがジャマイカで休暇を取っている時に書いた。ポールは友人である詩人アドリアン・ミッチェルに作った詩についてアドバイスを求めたところ、’coming in’を’rushing in’や’charging in’に変えるように勧められ、歌詞を一部変更した。
アルバム『Off The Ground』のためにレコーディングされた他の曲と同様、政治的メッセージ色の強い歌詞となっている。
「たくさんの人が1つになって、世界を変えるためにはどうすればいいか政治家に問う、こういう動きが事の始まりだと思う。そうやって、物事を変えることができるんだ。」(ポール)
この曲をレコーディングしている時に録音機材の調子がおかしくなったため、最初のテイクがベーシックトラックとして採用され、当初は後ほどオーバーダブを加える予定であったが、ポールはこの曲がビートルズっぽいのに気付き、ジョージ・マーティンによるオーケストラ・アレンジを加えることにした。
「ヘイミッシュと僕とで’oh yeah’というコーラスを歌っている時、まるでジョンと歌っているように感じた。ジョンの魂みたいなのがスタジオにあったんだ。」(ポール)
「”C’mon People”は、ピアノであれこれやっているうちに生まれたんだ。この曲は60年代っぽいと思うし、ビートルズみたいなところもあると思うね。最近まで僕は、ビートルズの影響を避けて、まったく違うことをしようとしてきた。でも、それだと非常にいいものでも否定してしまう可能性がある。ビートルズのスタイルを作ったのは僕たちなんだから、僕やジョージやリンゴがそのスタイルで音楽を作ってもなにもおかしくないんだよ。だからそういうものができあがっても、あえて作り直すことはしなかった。終わってみるとすごく楽観的な内容に仕上がっていた。この曲だけは、オーケストラが入ってもいいと思った。ほかはもっとバンド向きの曲だからね。そこでもっとスケールの大きな曲にしようとジョージ・マーティンに電話をかけたんだ。彼はあたたかく迎えてくれて『本当に私でいいのかい』と聞いてきた。ほとんど引退してしまっているからね。『もちろんだよ』と言って頼んだんだけど、彼はまるで十代の若者のように、心を込めて指揮をつとめてくれた。そして半分くらいできあがったところで、『いい曲だよポール!』と言ってくれたんだ。これは本当にうれしかった。」(ポール)
シングル発売される際に、4分2秒に編集されたラジオ・エディット・バージョンがアメリカの各放送局に配られた。また、1992年11月16日から18日にかけて、元10ccのケヴィン・ゴドレー監督によりロンドンのブレイ・フィルム・スタジオにてプロモーション・ビデオが撮影された。プロモーション・ビデオの撮影風景は、公式ビデオ『Movin’ On』でも見ることができる。
アルバム『Off The Ground』発売後に行われたワールドツアー「The New World Tour」でも演奏され、ライブアルバム『Paul Is Live』や公式DVD『Paul Is Live』でも聴くことができる。
その他のライブ(サウンドボード録音)は、以下のブートで聴くことができる。

(3)1992年12月10日テレビ番組『Up Close』
Looking For Changes (Yellow Cat Records — YC 003)

(4)1993年ツアー・リハーサル
Oobu Joobu Part 16 & 17 (Disk 2) (Yellow Cat Records — YC 061)

(5)1993年7月15日シャーロット公演
Live In Charlotte (Complete) DVD 2 (Macca Fan Records/DVD — MFR/DVD 2004/21b)
Hot Night In Charlotte (DVD 1) (MPL (Fake) — MPL FN)

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(1)
演奏:
Paul McCartney: Lead Vocal, Backing Vocal, Piano, Electric Guitar, Celeste, Whistling
Linda McCartney: Moog
Hamish Stuart: Backing Vocal, Bass Guitar
Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Acoustic Guitar
Paul “Wix” Wickens: Synth Strings, Synth Orchestra, Congas
Blair Cunningham: Drums, Congas
Irvine Arditti: Violin
Alan Brind: Violin
Benedict Cruft: Violin
Miranda Fulleylove: Violin
Roger Garland: Violin
Roy Gillard: Violin
Pauline Lowbury: Violin
Rita Manning: Violin
David Ogden: Violin
Bernard Partridge: Violin
Jonathan Rees: Violin
Michael Rennie: Violin
Celia Sheen: Violin
Garlina Solodchim: Violin
Barry Wilde: Violin
Donald Weekes: Violin
Jeremy Williams: Violin
David Woodcock: Violin
Roger Chase: Viola
Ken Essex: Viola
Andrew Parker: Viola
George Robertson: Viola
Graeme Scott: Viola
John Underwood: Viola
Robert Bailey: Cello
Paul Kegg: Cello
Ben Kennard: Cello
Anthony Pleeth: Cello
Roger Smith :Cello
Jonathan Williams: Cello
Paul Cullington: Bass
Chris Cullington: Bass
Skaila Kanga: Harp
Nicholas Busch: Horn
Frank Lloyd: Horn
Josephine Lively: Oboe
Richard Morgan :Oboe
Martin Parry: Flute
Jane Pickles: Flute
Guy Barker: Trumpet
Derek Watkins: Trumpet
Terence Emery: Percussion
Tristan Fry: Percussion
録音スタジオ:The Mill, Sussex, Abbey Road Studios, London
録音日:1991.11-1992.9
プロデューサー:Paul McCartney, Julian Mendelsohn
エンジニア:Bob Kraushaar
イギリス発売日:1993.2.2
アメリカ発売日:1993.2.9
日本発売日:1993.2.8

(2)
演奏:
Paul McCartney: Lead Vocal, Piano
Linda McCartney: Backing Vocal, Keyboards
Hamish Stuart: Backing Vocal, Bass Guitar
Robbie Mclntosh: Backing Vocal, Electric Guitar
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Keyboards
Blair Cunningham: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:live from Kansas City
録音日:1993.5.31
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Geoff Emerick
イギリス発売日:1993.11.8
アメリカ発売日:1993.11.16
日本発売日:1993.11.10

歌詞・コード

D#
Well We’re Going To, Yeah We’re Going To
D#aug
Get It Right This Time.
D#
We’re Going To Really Going To
D#aug
Raise It To The Sky.

G#             Bb         C
People Are Ready To Forgive A Few Mistakes
G#             Bb
But Let’s Get Started, Form A Party
C F G C
Don’t You Know How Long It Takes!

C7   Am7        C/B  C
C’mon People Let The Fun Begin.
C7       Am7       C/B   C
We’ve Got A Future And It’s Rushing In.
C7       Am7         C/B     C
Call All The Minstrels From The Ancient Shrine.
C7         Am7        C/B     C
Pass Down The Message That It’s Right This Time.

D#
Well I’m Trying To, Yeah I’m Crying To
D#aug
Lay It On The Line.
D#
We’re Trying To, Really Dying To
D#aug
Get It Right This Time.
G#                Bb        C
So Many Yearning For The Way It’s Gonna Be.
G#                 Bb
Believe It When You See It Happening To You.,
C F G C
You Know It’s Real.

C’mon People Let The World Begin.
We’ve Got A Future And It’s Charging In.
We’ll Make The Best Of All We Have, And More.
We’ll Do What Never Has Been Done Before.

G# Bb C
Oh Yeah.
G# Bb C
Oh Yeah, Oh Yeah
G# Bb C
Oh Yeah.
G# Bb C
Oh Yeah, Oh Yeah

Well I’m Going To, Yeah I’m Going To
Get It Right This Time.
I’m Going To, Really Going To
Raise It To The Sky.
I Must Admit I May Have Made A Few Mistakes,
But Let’s Get Started, From A Party
Don’t You Know How Long It Takes!

So C’mon People Let The Fun Begin.
We’ve Got A Future And It’s Rushing In.
Call All The Minstrels From The Ancient Shrine.
Pass Down The Message That It’s Right This Time.

Oh Yeah.
Oh Yeah, Oh Yeah
Oh Yeah.
Oh Yeah, Oh Yeah

C’mon People Let The World Begin.
We’ve Got A Future And It’s Charging In.

(c)1992, 1993 MPL Communications, Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

(c)Jash http://pmccartney.com



C Moon

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)4分30秒 (2)3分39秒 (3)3分51秒
収録アルバム:(1)Red Rose Speedway (bonus track), All The Best (UK and Japan), Wingspan (3)Back In The U.S.
収録シングル:(1)Hi Hi Hi (2)All My Trials, The Long And Winding Road

1972年のウィングスのシングル「Hi Hi Hi」のB面に収録されたのがオリジナル。
ボブ・マーリーに代表されるレゲエに影響を受けた曲で、ポールがかなり気に入っている曲。
そのため、曲がヒットしたわけではないのに、ベスト盤に堂々と収録されたり、ウィングス時代、ソロ時代通じて、ライブやリハーサルでよく演奏されている。
曲のタイトルの意味については、2002年のアメリカツアー「Driving USA」の時に、演奏後のMCで手振りを加えて解説しており、その姿は公式DVD『Back In The U.S.』でも見ることができる。
「’C Moon’ってどんな意味なの?ってよく聞かれる。昔のロックンロール・ソングにサム・ザ・シャムの’Wooly Bully’っていう曲があるんだ。その曲の歌詞に’Let’s not be L-seven’っていうのがあって、’L-seven’っていうのは四角形のことなんだ。Lと7とを合わせると四角形になるよね。四角四面な人のことだ。じゃあ、その反対は何になるかって考えたんだ。Lと7の代わりに、Cと月を使ったんだ。Cと月を合わせると丸になる。物わかりのいい人っていう意味なんだよ。」(ポール)
1972年に発表されたバージョンでは、ポールがピアノ、デニー・レインがベース、ドラムのデニー・シーウェルがトランペット、ギターのヘンリー・マッカロウがドラムを叩くという、いつもとは異なるバンド編成になっている。この時プロモーションビデオも撮影され、同じ楽器編成で演奏している。
公式に発表されたのは3バージョンあり、それぞれ(1)1972年オリジナル・シングル、(2)1989年9月26日ミラノ公演リハーサル、(3)2002年4月23日ワシントン公演 である。
ポールがかなり気に入っている曲のため、以下のようにいろいろなライブやリハーサルで演奏されている。その音源が収録されているブートも併記する。1973~1975年の演奏では、「Little Woman Love」とのメドレーで演奏している。

(4)1973年4月16日放送のテレビ番組『James Paul McCartney』
James Paul McCartney (Chapter One — CO 25128)
James Paul McCartney (From TV Station Master Tape) (Watchtower — WT 2001043)
(5)1973年5月22日ニューキャッスル公演
Unsurpassed Masters Vol. 1 (Strawberry Records — STR 002)
Wings Live In Newcastle (Mistral Music — MM 9117)
UKT73 – Get You Ready For Live: Newcastle 1973 (BMW — BMW005)
(6)1974年8月『One Hand Clapping』
One Hand Clapping (Chapter One — CO 25109)
The Elstree Tapes (RS Records — RS CD 15)
The Sound Of One Hand Clapping (EMU)
The Blackbird Sessions (Goblin Records — CD 3002)
One Hand Clapping (Yellow Cat Records — YC 028)
(7)1975年11月13日メルボルン公演
Complete Downunder – CD 1 (RMG Records)
(8)1989年4月26-28日ツアー・リハーサル
公式DVD『Put It There』
(9)1990年4月4日アリゾナ公演リハーサル
Back In The USA – Arizona 1990/San Francisco 1990 (CD 2) (Sirius Records — SR 018)
Arizona Soundchecks 1990/Cactus Club Arizona 1986 (CD 2) (Yellow Cat Records — YC 012)
(9)1990年6月28日リバプール公演リハーサル
公式ビデオ『Going Home』(Toshiba/EMI — TOLW-3231)
(10)1992年12月10日テレビ番組『Up Close』
Looking For Changes (Yellow Cat Records — YC 003)
(11)1993年11月14日東京公演リハーサル
Sayonara Mr. Paul (Live Storm — LSCD 51550)
Hey Tokyo! (Kiss The Stone — KTS 250)
Paul Is Vision 1 (Sandwich — piv 002)
(12)1993年ツアー・リハーサル
Oobu Joobu Part 1 & 2 (Disk 2) (Yellow Cat Records — YC 046)
(13)2002年4月24日ワシントン公演
Driving Macca! (Label Unknown)
(14)2002年5月15日タンパ公演
Live In Tampa Florida 2002 (Night Hawk)

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(1)
演奏:
Paul McCartney: Electoric Piano, Vocal
Linda McCartney: Backing vocal, Tamborine
Denny Laine: Bass, Backing vocal
Denny Seiwell: Trumpet
Henry McCullough: Drums
録音スタジオ:Abbey Road Studios, Morgan Studios, London
録音日:1972.11
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Alan Parsons, Richard Lush, Dixson Van Winkie, Tim Geeland, Glyn Johns, David Hentschel
イギリス発売日:1972.12.1
アメリカ発売日:1972.4
日本発売日:1973.1.20

(2)
演奏:
Paul McCartney: Vocal, Piano
Linda McCartney: Vocal harmonies, Keyboards
Paul “Wix” Wickens: Keyboards, Vocal harmonies
Chris Whitten: Drums
Robbie Mclntosh: Electoric Guitar, Vocal harmonies
Hamish Stuart: Bass, Vocal harmonies
録音スタジオ:rehearsal from Milan
録音日:1989.9.26
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.11.26
アメリカ発売日:未発売
日本発売日:1991.3.8

(3)
演奏:
Paul McCartney: Vocal, Piano
Rusty Anderson: Backing Vocal, Guitar
Brain Ray: Backing Vocal, Bass
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Keyboards
Abe Raboriel Jr.: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:live from Washington
録音日:2002.4.23
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:David Kahne
イギリス発売日:未発売
アメリカ発売日:2002.11.26
日本発売日:2002.11.13

歌詞・コード
C                   Am C   G    C
(Chitty um chitty um check it out, un huh, um huh,
C Am                C       G C
Was that the intro I should’ve been in, oh, yeah.)
C     Am   C     G C       Am    C   G C
C moon, C moon, C moon is she. C moon, C moon, C moon to me.
Dm/F                 C/E
How come no one older than me ever seems to understand
G/D       G
The things I wanna do ?
Dm/F           C/E
It will be L seven and I’ll never get to heaven
G/D          G
If I fill my head with glue.
D/A   D    G
What’s it all to you ?

C moon, C moon, C moon is she. Oh, C moon, C moon, C moon to me.

Bobby lived with Patty, but they never told her daddy
What their love was all about.
She could tell her lover that he thought, but she never was
The type to let it out.
What’s it all about ?

C moon, C moon, oh C moon are we. I said, C moon, C moon, C moon are we.

How come no one older than me ever seemed to understand
The things I wanna do ?
It will be L seven and I’ll never get to heaven
If I fill my head with glue.
What’s it all to you ?

C moon, C moon, C moon is she. Oh, C moon, C moon, C moon to me.
Bobby lived with Patty, but they never told her daddy
What their love was all about.
She could tell her lover that he thought, but she never wanted
To let it out.
What’s it all about ?

C moon, C moon, C moon are we. C moon, C moon, C moon are we.

Ah, oh, yeah, it’s all right.
What’s it all about ?

C moon, C moon, C moon are we. Oh ooh oh yeah yeah, C moon are we.

Yeah yeah yeah, O.K. Oh ooh

(c)1973 (Renewed) Paul and Linda McCartney. Administered by MPL Communications, Inc.

 


Broomsticks

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:5分14秒
収録アルバム:なし
収録シングル:Young Boy

ポールには珍しいアコースティックを基調としたブルース・ナンバー。まるでエリック・クラプトンの『Unplugged』のような雰囲気である。アルバム『Flaming Pie』の時にスティーブ・ミラーとセッションしたとき、スティーブ・ミラーが弾く幾つものブルース・リフに魅せられて、ポールが作った曲である。当初は「Slow Blues」というタイトルが付けられていた。
ポールがほとんどの楽器を担当しているため、アコースティック・ギターのソロ、ピアノのソロもポールが弾いている。ポールの曲では珍しくポールのピアノ・ソロが聴ける曲でもある。
アルバム『Falming Pie』には収録されず、アルバムからの第1弾シングル「Young Boy」のカップリングとして収録された。

演奏:
Paul McCartney vocal and harmonies, drums, acoustic guitar, acoustic bass, organ, piano, percussion and sound effects  Steve Miller electric guitar, acoustic guitar
録音スタジオ:Hog-Hill Studio, Sussex
録音日:1995.5.4
プロデューサー:Paul McCartney, Jeff Lynne
エンジニア:Geoff Emerick, Jon Jacobs
イギリス発売日:1997.4.28
アメリカ発売日:発売なし
日本発売日:発売なし

歌詞・コード
INTRO: E D B E D B A G E B7 E A D# E A D# E

A D# E A D# E

A7                        E
As long as we’re together, it’s gonna be just fine
E       D  B   E    D
‘Cause I heard it on the wind, howling through
B   A   G   E
The middle of the mind

E
A little pinch of pepper, a little speck of spice
Stir it in the cauldron and come up with something nice

As long as we’re together, it’s gonna be just fine
‘Cause I heard it on the wind, howling through
The middle of the mind

SOLO

Yeah I heard it on the wind, howling through
The middle of the mind

A little dash of magic, a little splash of light
Jump aboard my broomstick, come and join me for a flight

As long as we’re together, it’s gonna be just fine
Well I heard it on the wind, howling through
The middle of the night

And he told me once and he told me twice
But I heard in the middle of the night

A little dash of magic, a little splash of light
Put it in your camera and it’s gonna turn out alright

As long as we’re together, it’s gonna be just fine
You know I heard it on the broomstick, howling through
The middle of the mind
Well I heard it on the wind, howling through
The middle of the night

As long as we’re together, it’s gonna be alright

(c) 1997 MPL Communications, Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

Bridge Over River Suite

作詞作曲:Paul McCartney, Linda McCartney
収録時間:3分12秒
収録アルバム:Wings At The Speed Of Sound
収録シングル:Walking In The Park With Eloise

カントリー・ハムズの変名で発表した曲。邦題は「河に架ける橋組曲」。
1973年に発表したシングルB面の曲「Country Dreamer」のレコーディング中にメロディーを書き、曲のベースが出来上がっていたという。1973年12月にセッション・ギタリストのデイビー・ラットンとウィングスのメンバー、ジミー・マッカロックと共にレコーディングを開始した。それから、1974年7月にアメリカのナッシュビルで、ポールとトニー・ドーシーの書き上げたスコアを元に、ブラスセクションがレコーディングされた。ドラムはジェフ・ブリットン。
ポールにとっては珍しいブルージーなインストゥメンタル。
1976年のアルバム『Wings At The Speed Of Sound』がCD化されたときに、ボーナストラックとして追加された。
なお、以下のブートでは、ブラスセクションが録音される前のアーリー・テイクを聴くことができる。

Unsurpassed Masters Vol. 2 (Strawberry Records — STR 003)

演奏:
Paul McCartney: Bass Linda McCartney: keyboards
Denny Laine: Guitar
Jimmy McCulloch: Accoustic guitar
Davy Lutton: Guitar
Jeff Burtton: Drums
Bill Puitt, George Tidwell, Barry McDonald, Norman Ray, Dale Quillen, Thaddeus Richard: Horn Sections
録音スタジオ:EMI Odeon Studios, Paris, Sound Shop Studios, Nashville
録音日:1973.12, 1974.7
プロデューサー:Paul McCartney
イギリス発売日:1974.6.28
アメリカ発売日:1974.12.2
日本発売日:1975.3.5

(c)Jash http://pmccartney.com

Birthday

birthday
作詞作曲:John Lennon, Paul McCartney
収録時間:2分43秒
収録アルバム:Tripping The Live Fantastic!!!
収録シングル:Birthday

オリジナルは、ビートルズの1968年のアルバム『The Beatles(通称:ホワイト・アルバム)』に収録されている。ジョン・レノンの誕生日を祝う歌として、ジョンとポールが共同でスタジオで曲を書き、1968年10月18日に録音された。
ポールはビートルズ解散以後初めて、1990年のツアーで、ジョン・レノンの生誕50周年を祝福する目的で演奏した。
「ウィングスで活動しているとき、ビートルズの曲は避けていた。その頃はビートルズ解散から間もなかったし、離婚みたいな感じで、ちょっと感傷的だったんだ。前のかみさんの歌を歌いたくないのと同じだ。ビートルズのメンバーはみんなそんな感情を持っていて、ビートルズとは別の生活を築きたかったんだ。でも今となっては、そうする必要もなくなり、つまり、ビートルズの曲を避ける必要もなくなったんだ。」(ポール)
ライブ・アルバムには1990年6月30日のネブワース・フェスティバルでの演奏が収められている。
また、ライブ・アルバムからの第1弾シングルとして発売され、ライブ・アルバム未収録曲の「Good Day Sunshine」「P.S. Love Me Do」「Let ‘Em In」がカップリングされた。
シングル・カットされたため、1990年7月15日のフィラデルフィア公演の模様を編集したプロモーション・ビデオも制作された。プロモーション・ビデオは単体でVCDとして発売されたことがあるが、現在ではもちろん廃盤で入手困難。1990年7月15日フィラデルフィア公演での演奏は、公式ビデオ『Going Home』(テレビ番組『From Rio To Liverpool』として放送)で見ることができる。
2003年のツアー「Back In The World」でレパートリーに復活した。
公式アルバム以外でのライン録音による演奏は、以下のブートで聴くことができる。

(1)1990年7月4日ワシントン公演
Live at Robert F Kennedy Stadium Part2 (Label Unknown)
(2)2003年5月24日モスクワ公演
The Complete Russia Concert (DVD 2) (Macca Fan Records — MFR 2003)

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演奏:
Paul McCartney: Bass, Vocal
Linda McCartney: Keyboards, Vocal
Paul “Wix” Wickens: Keyboards, Backing Vocal
Chris Whitten: Drums
Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
Hamish Stuart: Electric Guitar, Backing Vocal
録音スタジオ:live from Knebworth
録音日:1990.6.30
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain & Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.10.8
アメリカ発売日:1990.10.6
日本発売日:1990.11.5

歌詞・コード

A
You say it’s your birthday
A
It’s my birthday too yeah
D
They say it’s your birthday
A
We’re gonna have a good time
E
I’m glad it’s your birthday
A
Happy birthday to you

E
Yes we’re going to a party party
E
Yes we’re going to a party party
E
Yes we’re going to a party party
C      G
I would like you to dance
C             G
(Birthday) Take a cha – cha -cha chance
C             G
(Birthday) I would like you to dance
C       G
(Birthday) Dance
E

A
You say it’s your birthday
A
It’s my birthday too yeah
D
They say it’s your birthday
A
We’re gonna have a good time
E
I’m glad it’s your birthday
A
Happy birthday to you

(c) 1968,1990 Northern Songs

 

Biker Like An Icon

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)3分26秒 (2)3分28秒
収録アルバム:(1)Off The Ground (2)Paul Is Live
収録シングル:Biker Like An Icon

ポールが自宅の屋根裏部屋でマーティンの12弦ギターを弾きながら作った曲。1992年1月に行われたアルバム『Off The Ground』のリハーサルで試しに演奏されたバージョンがよかったため、そのテイクをそのままアルバムに収録した。
「”Biker Like An Icon”はポールがアルバムに収録予定の曲を目の前で弾いてくれた後に、初めてレコーディングした曲だ。ただ音と取っただけだったけど、曲の概要をつかむのに15分しかかからなかった。それでレコーディングしたんだ。」(ロビー・マッキントッシュ)
「この曲はシンプルな小曲だね。50回もリハーサルするとダメになるような曲。ささっとレコーディングしたんだ。それがよかった。」
曲のタイトルは、リンダ・マッカートニーが使っていたカメラ、ライカとニコンを掛け合わせて、「I like a Nikon」から進化させていったもの。バイク野郎を追っかける少女のことを歌っている。ロビー・マッキントッシュのリード・ギターが、バイクの音を模倣している。
当初、アルバムのプロモーションとして、7インチのビニル盤シングルとして17000枚限定で発売予定であったがキャンセルとなり、1991年1月に収録されたMTV『Unplugged』のアルバムに収録されていない曲「Things We Said Today」「Mean Woman Blues」「Midnight Special」とカップリングさせて発売されることになったが、これもラジオ局DJ用のCDシングルとして300部制作されただけでキャンセルとなった。結局、1993年ツアーのライブアルバム『Paul Is Live』に収録されたライブ・バージョンとをカップリングさせて、残りの「Things We Said Today」「Midnight Special」とのカップリングで1993年冬にヨーロッパで、アルバム『Off The Ground』からの第3弾シングルとして発売された。
シングル発売されたが、結局チャートインせず。
プロモーション・ビデオも作成され、3種類存在する。1993年1月12日にロンドンのPinewood Studiosで撮影された演奏シーン(公式ビデオ『Movin’ On』に収録)のみのフィルム、バイク野郎を追いかける少女をメインで映したフィルム、画面の3/4がバイク野郎・少女、1/4が演奏シーンをコラージュさせたフィルムの3種類である。

1993年のニュー・ワールド・ツアーで演奏された曲で、ライン録音による演奏は以下のブートで聴くことができる。

(3)1992年12月10日エド・サリバン・シアター『Up Close』
C’mon People (High Live — HL 2911)
Complete UP Close (DVD) (Macca Fan Records/DVD — MFR/DVD 2004 6 7)
Phasing Phun Volume 8 (1989-1997) (Two Boys Limited Labs — TBL-014 (8))
Back In The U.S.A. (Vol. 2) (Banana — BAN-029-B)
First Night (CD 1) (Front Row — Front 11)
Looking For Changes (Yellow Cat Records — YC 003)
Oobu Joobu (Part 1) (DVD) (MPL (Fake) — 970201)

(4)1993年6月15日シャーロット公演
Out In The Crowd (Nikko Records NK 005-06)
Back In The U.S.A. (Vol. 3) (Banana — BAN-029-C)

(5)1993年11月15日東京公演
Paul Is Vision – Soundcheck + Live (Label Unknown)
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(1)アルバム『Off The Ground』
演奏:
Paul McCartney: Lead Vocal, Backing Vocal, Acoustic Guitar, Percussion
Linda McCartney: Keyboard
Hamish Stuart: Backing Vocal, Bass Guitar
Robbie Mclntosh: Slide Guitar
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Piano, Linn Drum, Drum Programing, Percussion
Blair Cunningham: Backing Vocal, Percussion録音スタジオ:
録音日:1992.1
プロデューサー:Paul McCartney, Julian Mendelsohn
エンジニア:Bob Kraushaar
イギリス発売日:1993.2.2
アメリカ発売日:1993.2.9
日本発売日:1993.2.8

(2)アルバム『Paul Is Live』
演奏:
Paul McCartney: Lead Vocal, Acoustic Guitar
Linda McCartney: Backing Vocal, Keyboards
Hamish Stuart: Backing Vocal, Acoustic Bass Guitar
Robbie Mclntosh: Backing Vocal, Acoustic Guitar
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Keyboards
Blair Cunningham: Drums
録音スタジオ:live from Boulder, Colorado USA
録音日:1993.5.5
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Geoff Emerick
イギリス発売日:1993.11.8
アメリカ発売日:1993.11.16
日本発売日:1993.11.10

歌詞・コード
Em7 A Em7 A
Em7      A
There was girl who loved a biker
Em7            A
she used to follow him across America
Em7     A        Em7 A
But the biker didn’t like her.

She didn’t care, she still persisted
though her brother said she was twisted
and the family said they wouldn’t miss her
anyway.

CaddD      C
She loved the biker like an icon
Asus2     B7   Em7   A
gazing at his picture everyday.
She loved the biker like an icon
slowly watching precious water drip away.

She did her best to fix a meeting
she pulled it off one night in Hollywood.
When he met her he couldn’t let her get away.

She didn’t ask for her permission
he took advantage of her position.
But he was always her ambition anyway.

She loved the biker …

The family tried so hard to find her
they showed her picture across America.
But no trace of her sweet face was ever found.

She loved the biker …

(c) 1992, 1993 MPL Communications, Ltd.

 


Big Boys Bickering

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:3分19秒
収録アルバム:Off The Ground Complete Works (Germany and Japan only)
収録シングル:Hope Of Deliverance

1992年にブラジルのリオ・デジャネイロで開催された地球環境サミット(UNCED)で、アメリカが気候変動枠組条約に署名しなかったことを初めとして、環境問題に取り組まない政治家に対してのプロテスト・ソングとしてポールが書いたカントリー・タッチの曲。1990年3月にツアーのために東京に滞在していた時に、日本の国会中継がテレビで放送されているのを見て書いた曲とも言われている、非常に政治色の濃い曲である。
政治家への怒りの形として、放送禁止の四文字言葉”fuck”が歌詞に使用されているため、イギリスBBCとアメリカMTVでは放送禁止措置となった。
「”fucking”という言葉を曲に使ったのは、”Big Boys Bickering”が初めてだ。この曲は”Give Ireland Back To The Irish”以来のプロテスト・ソングじゃないかな。こういう政治的なことは、政治家のすることだと思って避けてきた。政治的な問題なら、インタビューで言うこともできる。」(ポール)
ポールは四文字言葉を”muckin'”や”cockin'”に変えることも考えたようだが、敢えて四文字言葉を使用することを選んだ。
「確かこの曲は東京で作ったんだけど、僕にもこの曲が東京と直接関係あることを歌っているかどうかなんて分からないんだ。どこで曲を書いたかっていうのと、曲の内容は関係ないからね。別にそれが重要なことだとも思わない。東京ドームでコンサートをしているとき、2日ほどオフの日があって、ホテルにいたんだ。オフでホテルの部屋にいるときは、たいていギターを弾いている。その時は、何だか政治家にものを言いたい気分でね。『自分たちが選んだ国の代表なんだから、きちんとやって欲しいし、いい加減なのはうんざりだよ』って思ったんだ。特に最近の日本の政治家なんて腐敗しきっている。彼らは国民を完全に裏切っている。彼らは僕らの味方のはずだろ?僕らの代表者なんだから。つまり、どうやって本当にしてもらいたいことを彼らにさせるかが問題なんだよ。だからささやかながら、僕に出来ることは、彼らに向けて曲を作ることだと思ったんだ。」(ポール)
CDシングル「Hope Of Deliverance」のカップリング曲として収録された。ドイツと日本のみで発売された『Off The Ground Complete Works』にも収録されているが、現在廃盤となっており入手困難。
1992年12月10、11日にニューヨークのエド・サリバン・シアターで収録されたMTVの番組『Up Close』向けのスタジオ・ライブでこの曲が演奏されたが、四文字言葉を使っているという理由で、この曲は放送上からカットされた。しかし、翌年1月16日にイギリスITVの『Chart Show』でそのまま放送された。
1992年12月10日のライブは、以下のブートで聴くことができる。

C’mon People (High Live — HL 2911)
Complete UP Close (DVD) (Macca Fan Records/DVD — MFR/DVD 2004 6 7)
Phasing Phun Volume 8 (1989-1997) (Two Boys Limited Labs — TBL-014 (8))
Back In The U.S.A. (Vol. 2) (Banana — BAN-029-B)
First Night (CD 1) (Front Row — Front 11)
Looking For Changes (Yellow Cat Records — YC 003)
Oobu Joobu (Part 1) (DVD) (MPL (Fake) — 970201)

演奏:
Paul McCartney: Lead Vocal, Acoustic Guitar
Linda McCartney: Backing Vocal
Hamish Stuart: Backing Vocal, Bass
Robbie Mclntosh: Backing Vocal, Dobro
Paul “Wix” Wickens: Backing Vocal, Accordion
Blair Cunningham: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:The Mill. Hog Hill, Sussex
録音日:1991.11-1992.10
プロデューサー:Paul McCartney, Julian Mendelsohn
エンジニア:Bob Kraushaar
イギリス発売日:1992.12.28
アメリカ発売日:1993.1.23
日本発売日:1993.1.27

歌詞・コード
INTRO: G Bm/F# Em F

G Bm/F# Em
Big boys bickering
C
That’s what they’re doing everyday
G Bm/F# Em
Big boys bickering
C
Fucking it up for everyone (everyone)

G                      Am
Guess why they’re betting on the track
D                    Em
They’re trying to win your money back
F
All of the taxes that you paid
G
Went to fund a masquerade

Big boys bickering
That’s what they’re doing all the day
Big boys bickering
Fucking it up in every way (every way)

Am       F
We stand here waiting
Am       F
Underneath the tower block
Am       F
Who will win, who will lose
Am          F
Which way do the big boys choose
G                C    F   C
Which of us will ever know what goes on

G Bm/F# Em F

So while they argue through the night
Shaking their sticks of dynamite
Babies are dying through the day
They want to blow us all away

G Bm/F# Em C Am F Am F

Am       F      Am7 F6-5
Who will win, who will lose

Big boys bickering
So the game goes on and on
Big boys bickering
C
Fucking it up for everyone, for everyone
For everyone, for everyone, for everyone, everyone
C
Fucking it up for everyone (fucking it up for everyone)
Fucking it up for everyone, everyone (everyone)
Every, every, every, every, everyone

ending on G

(c) 1992, MPL Communications, Ltd.

(c)Jash http://pmccartney.com